平成29年5月6日
西国三十三所巡礼13日目
先週の続き、JR「木津駅」を8時半にスタート!
1kmほど歩いて「和泉式部の墓」へ。
平安中期の女流歌人・和泉式部は、冷泉天皇の泉子との恋愛経験を物語った「和泉式部日記」で有名ですが、木津の生まれであり、宮仕えの余生を木津で過ごしたとされます。
可憐な白アヤメ
500mほどある泉大橋を北上します。
大橋からの広々とした眺め♪
5kmほど北上すると、線路の上を川が流れる「天井川」を通過します!
10時に「蟹満寺」に到着!
「蟹満寺」は、白鳳期末期(690年代)秦氏による建立と伝わり、「今昔物語集」に出てくる「蟹の恩返し」の縁起で有名だそう。
「蟹満寺」の御朱印はこちら↓
これは危険だ!!
JR奈良線沿いを更に北上します。
木津川沿いの国道24号線で城陽市に入ります。
8kmほど進み、アル・プラザの西側の「荒見神社」に11時半に到着!
「荒見神社」は、旧富野村の産土神であり、大化3年(647年)に創建されたそう。
「荒見神社」の御朱印はこちら↓
続いて、2kmほどで「水度神社」へ。
「水度神社」は、旧寺田村の産土神であり、奈良時代に編纂された「山城国風土記」にも記載があるなど由緒ある神社だそう。
「水度神社」の御朱印はこちら↓
お腹が空いたので、国道沿いの味噌ラーメン専門店「田所商店」へ。
炙りチャーシュー麺 1,047円
信州・九州麦・北海道の3種の味噌を選べるので、やや濃口の信州味噌をチョイス!
ボリュームがあるチャーシューで、味噌スープも麺によく絡んで美味しくいただきました♪
雲行きが怪しくなり、この後、大雨に・・・
雨宿りしながら、2kmほどで宇治市の「旦椋神社」へ到着!
「旦椋神社」は、養老4年(720年)の「日本書紀」や延喜年間(901~923年)の「延喜式」にも記載された由緒ある神社だそう。
「旦椋神社」の御朱印はこちら↓
大久保駅前からは3kmほど東進し、平等院参道を歩きます。
14時半に「平等院」へ到着!
世界遺産「平等院」は、永承7年(1052年)関白藤原頼通が、父道長より譲り受けた別荘を仏寺に改めたのが始まりとされ、翌年建立された鳳凰堂は、華やかな藤原摂関時代を偲ぶほぼ唯一の遺構だとか。
「平等院」の御朱印はこちら↓
日本三古橋に数えられる宇治橋を渡ります。
宇治川周辺には、紫式部や源氏物語に因んだモニュメントがたくさん♪
少し寄り道して「宇治神社」へ。
「宇治神社」の辺りは、応神天皇の離宮跡であり、皇子の菟道稚郎子命の宮居跡ともされ、命の死後に神霊を祀ったのが始まりとされます。
「宇治神社」の御朱印はこちら↓
宇治川沿いを更に5分ほど遡り「興聖寺」へ。
「興聖寺」は、天福元年(1233年)宋より帰朝した道元禅師が日本初の純粋な禅道場として七堂伽藍を建立したのが始まりとされます。
「興聖寺」の御朱印はこちら↓
そして、いよいよ16時ギリギリに西国第10番札所「三室戸寺」へ到着!
明星山「三室戸寺」は、宝亀元年(770年)光仁天皇の勅願により、宇治山の奥、岩淵より出現された千手観世音菩薩を御本尊として、宇治の離宮にお祀りしたのが始まりとされ、光仁天皇・花山天皇・白河天皇と三帝の離宮となったため、三室戸寺と呼ばれたとか。
「拝観受付」
拝観料500円を納めます。
「山門」
5千坪の大庭園には、ツツジ(4~5月)やアジサイ(6月)、蓮(6~8月)、紅葉(11月)など四季折々の花が咲き誇り、花の寺としても有名です。
2万株のツツジが満開で、紫・ピンク・白の花々が見事でした♪
階段を登ると、いろんな狛犬?が!!
「狛蛇」
頭は老翁、体は蛇で蓮に乗ったお姿の宇賀神は、撫でると財運・金運がつくそう。
「狛牛」
宝勝牛が咥えている牛玉の観音様に触れると、勝運に恵まれるそう。
「狛兎」
兎が抱いた玉の中に卵型の石があり、卵が立てば昇運がつくそう。
「三重塔」
「鐘楼」
「本堂」
御本尊:千手観世音菩薩を祀り、厄除け・病気平癒の信仰を集めます。
「絵馬」
【御朱印】
授与所でいただきました。
今度はアジサイや紅葉の時期にも参拝したいですね♪
<三室戸寺>
住所:京都府宇治市莵道滋賀谷21
電話:0774-21-2067
拝観料:大人500円、小人300円
拝観時間:8時半~16時半(冬季16時)
駐車場:300台(500円)
公式URL:http://www.mimurotoji.com/
来た道を少し戻って、本日は17時半すぎにJR「宇治駅」で終了!
次回は、第11番札所「醍醐寺」を目指します。
平成29年5月6日(Day13:33km、これまでの歩行距離507km)
(Day14-1につづく↓)
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