平成29年4月30日
奈良県奈良市の「十輪院」へ。
南都「十輪院」は、元正天皇(715~724年)の勅願寺で、元興寺の一子院と言われ、右大臣吉備真備の長男・朝野宿禰魚養(あさのすくねなかい)の開基と伝わります。
また、鎌倉時代には、無住法師の「沙石集」(1283年)に、御本尊の石造地蔵菩薩が取り上げられ、室町末期までは寺領300石、境内1万坪を誇るなど隆盛を極めたものの、兵乱等により多くの寺宝が失われたそう。
「南門」
「手水」
「庭園」
ドイツの著名な建築家・ブルーノ・タウトは、その著作の中で、「奈良に来たら、まず小規模だが非常に古い簡素優美な十輪院を訪れて静かにその美を鑑賞し、近傍の素朴な街路などを心ゆくまで味わうがよい」と記したそう。
「護摩堂」
「不動明王像」
「合掌観音像」
「本堂」
御本尊は非常に珍しい石仏であり、龕(がん:石像を納める厨子)の中央に地蔵菩薩、左右に釈迦如来・弥勒菩薩が安置され、過去・現在・未来にわたる救済を表すそう。
【御朱印】
本堂の拝観受付でいただきました。
「な~むくん」
南都二六会イメージキャラクターで、聖徳太子の生まれ変わりだとか。
<十輪院>
住所:奈良市十輪院町27
電話:0742-26-6635
拝観料:大人500円、中学生300円ほか、拝観時間:9時~16時半
駐車場:10台(無料)
公式URL:http://www.jurin-in.com/
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