平成29年9月30日
西国三十三所巡礼21日目
前回の続き、JR広野駅を9時半に出発!
西国札所「播州清水寺」を目指します。
稲穂が秋の青空に映えます♪
稲わらは日本の原風景ですね!
8kmほど歩き続けて、11時に篠山市に入り、
更に5kmほどで加東市に入ると、目指す山並みが見えてきました。
車の場合はこの「きよみづ登山道」で楽チンですが・・・
もちろん徒歩で登山道を登ります。
距離は18丁(約2km)ありますが、傾斜が比較的緩くて登りやすい山道です♪
20分ほど登ってベンチで休憩し、
更に10分ほど登ると、
12時半に西国第25番札所「播州清水寺」への最後の長~い階段が!
御嶽山「播州清水寺」は、約1,800年前にインドの僧・法道仙人が中国、朝鮮を経て当山に止住され、鎮護国家豊作を祈願したのが始まりとされます。
また、推古35年(627年)推古天皇の勅願により根本中堂、神亀2年(725年)聖武天皇の勅願により大講堂が建立され、法道仙人が水神に祈って霊泉が湧出した感謝から「清水寺」と名付けられたそう。
「仁王門」
旧参道の頂上にあったが、昭和40年の台風で全壊したため、昭和55年に新築再建されたそう。
おっ!顔出しパネル大好きですw
「手水舎」
「薬師堂」
平安末期に平清盛の義母・池の禅尼により創建され、御本尊:薬師如来を祀ります。
堂内には東京芸大・藪内教授作の「十二神将」が安置されます。
アニメのキャラクターみたいで可愛らしいですね♪
「辯財天社」
比叡山無動寺の弁天様の御分身を祀ります。
境内には綺麗な花も沢山咲いています♪
「鐘楼」
大正8年に山上にて鋳造された釣鐘は、開運の鐘として親しまれます。
「滾浄水」(おかげの井戸)
開山法道仙人が水神様に祈って湧出した霊泉とされ、清水寺と称される由緒の地だそう。
この井戸に自分の顔を写すと寿命が3年延びると伝わります。
「根本中堂」
推古天皇35年(627年)勅願により金堂として創建されたと伝わり、法道仙人一刀三礼の秘仏御本尊:十一面観世音菩薩を祀ります。
「大講堂」
神亀2年(725年)聖武天皇の勅願による行基菩薩の建立と伝わり、御本尊:十一面千手観世音菩薩を祀ります。
【御朱印】
大講堂内の授与所でいただきました。
<播州清水寺>
住所:兵庫県加東市平木1194
電話:0795-45-0025
拝観料:大人500円・高校生300円・小中学生無料
駐車場:340台(無料)
公式URL:http://kiyomizudera.net/index.html
登山道へ戻り、次の札所に向かって来た道とは反対側へ下山します。
始めは歩きやすい山道ですが、
通る人もいないのか、徐々に藪こぎになり、
クモの巣だらけで、木の枝を振りながら進みます!
山道を30分ほど下り、ようやく上鴨川の集落へ。
彼岸花に赤とんぼ、赤が鮮やか♪
372号線を7kmほど進むと、「三草山合戦」の看板が!
「平家物語」によると、寿永3年(1184年)源義経の軍勢1万余騎が、三草山山麓に守備する平資盛の軍勢約3千騎の陣地を夜襲したと伝わるそう。
・・・ということで、三草山に寄り道することに!
16時に登山開始!
全長2.4km(片道)の三草コースは鎖場もあり、なかなか楽しめます。
30分ほど登り、振り返ると展望もよく絶景が♪
風も気持ちいいので、涼しい岩場で思わず寝てしまった・・・w
三草山(標高423m)山頂に17時半に到着!
随分、陽が傾いてきました。
綺麗な夕陽に見とれます♪
この時間に登る人もなく、夕陽を独り占め♪
18時頃、なんとか暗くなる前に下山し、次の札所へ少しでも進むことに。
ライトを点灯し、歩き続けること20km・・・
22時半に北条鉄道法華口駅に到着!
この駅は、ボランティアの美人駅長さんが焼くパン屋も兼ねていることで有名ですが、さすがに閉店中です・・・残念!!
さすがに疲れたので、今晩は駅前でテント泊することに。
翌日、第26番札所「一乗寺」を目指します。
平成29年9月30日(Day21:50km、これまでの歩行距離772km)
(Day22につづく↓)
🌸西国三十三所観音霊場の【御朱印】まとめ
🌸兵庫の【御朱印】まとめ
<スポンサーリンク>