洛陽三十三所観音巡礼⑧
前回の第19~20番札所に続いて、第21~23番札所を紹介します。
第21番札所「法性寺」
延長2年(924年)左大臣・藤原忠平公が創建し、以降、藤原一門の加護を受け、平安時代を通じて藤原家の氏寺として大いに栄えたそう。
御本尊:二十七面千手観音菩薩は、創建当時の仏像であり、厄除観音の名で知られます。
「山門」
【御朱印】
おばあさんが丁寧に書いてくださいました。
「これに座ってね」と座布団がひょいっと飛んできたのが、微笑ましくて印象的でした♪
第22番札所「城興寺」
応徳2年(1085年)藤原道長の孫・九条太政大臣・藤原信長公は、広大な邸宅九条殿内に丈六佛を安置する九条堂を建て、城興院と名付けたのが始まりとされます。
また、永久元年(1113年)三代後の関白・藤原忠実公が、寺院を建立して城興寺とし、数々の堂塔伽藍を完成させたそう。
御本尊:千手観音菩薩は、慈覚大師円仁が遣唐使の一員として入唐した際、無事の帰朝を念じて船中で造作したと伝わります。
「山門」
「小指みくじ」
城興寺のおみくじは、大吉や小吉ではなく、小指で書かれた指詩(ゆびことば)だそう。
赤い糸や指切りなど人との出会いや繋がりを象徴する「小指」で書かれた一言が載せられています♪(公式サイト参照)
【御朱印】
授与所でいただきました。
第23番札所「東寺」
延暦13年(794年)桓武天皇による平安遷都に際し、「西寺」とともに都の正門「羅城門」から伸びる朱雀大路の両翼に創建されたそう。王城鎮護を担った国立の寺院であり、唯一残る平安京の遺構と伝わります。
「南大門」
「食堂」(じきどう)
僧が生活のなかに修行を見いだす場として、御本尊:千手観世音菩薩をお祀りします。
【御朱印】
食堂内の授与所でいただきました。
(第24番札所「長圓寺」【洛陽⑨】へつづく)
洛陽三十三所観音巡礼(公式) http://www.rakuyo33.jp/index.shtml
第21番札所「法性寺」
第22番札所「城興寺」
公式URL:http://www.kyoto-jyokoji.jp/index.htm
第23番札所「東寺」
公式URL:http://www.toji.or.jp/
🌸京都の【御朱印】まとめ(お寺編)
🌸京都の【御朱印】まとめ(洛陽三十三所観音巡礼編)
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