洛陽三十三所観音巡礼⑨
前回の第21~23番札所に続いて、第24~26番札所を紹介します。
第24番札所「長圓寺」
慶長13年(1608年)京都所司代・板倉伊賀守勝重が、清巌和尚を開基に請じて建立したそう。本堂には慈覚大師作と伝わる御本尊:阿弥陀三尊をお祀りします。
「山門」
中に数台の駐車スペースがあります。
「仏足石」
「観音堂」
御本尊:聖観音菩薩像は、恵心僧都作と伝わります。
平安京に疱瘡が流行した際、この観音像を宮中に奉安し、21日間祈願法要したところ、たちまち疱瘡が治まったとの逸話から、疫病除けに霊験があるそう。
【御朱印】
寺務所でいただきました。
第25番札所「法音院」
鎌倉末期の嘉暦元年(1326年)無人如堂宗師により、泉涌寺内に創建されるも、応仁の乱にて焼失し、江戸初期の寛文5年(1665年頃)幕府及び本多正貫の支援により現在の地に再建されたため、駿州田中の城主・本多家の菩提寺だそう。
「山門」
「本堂」
御本尊:不空羂索観音菩薩は、あらゆる人を救う羂索(投げ輪)を持つ観音様であり、病なく財宝を得、水難火難を除き、慈悲の心で暮らせるなどの御利益があるそう。
【御朱印】
寺務所でいただきました。
第26番札所「正運寺」
慶長5年(1600年)加藤清正公の重臣・飯田覚兵衛を開基、深誉上人を開山として創建され、御本尊:阿弥陀仏像が安置されます。
飯田覚兵衛は、加藤家三傑の一人であり、また槍の使い手として日本槍柱七本(本田忠勝・直江兼続など)の一人でもある豪傑として知られます。
「山門」
「観音堂」
御本尊:十一面観音菩薩を祀ります。
【御朱印】
寺務所でいただきました。
(第27番札所「平等寺」【洛陽⑩】につづく)
洛陽三十三所観音巡礼(公式) http://www.rakuyo33.jp/index.shtml
第24番札所「長圓寺」
第25番札所「法音院」
公式URL:http://www.houonin.com/
第26番札所「正運寺」
🌸京都の【御朱印】まとめ(お寺編)
🌸京都の【御朱印】まとめ(洛陽三十三所観音巡礼編)
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