洛陽三十三所観音巡礼⑦
前回の第17~18番札所に続いて、第19~20番札所を紹介します。
第19番札所「今熊野観音寺」
平安時代に弘法大師が熊野権現より観音尊像を授かり、嵯峨天皇の勅願により開運厄除の寺として開創されたそう。
また、後白河法皇が御本尊:十一面観音を深く信仰し、霊験により持病の頭痛が平癒したため、「新那智山・今熊野」の称を送られたことから、頭の観音さんとして病気封じ・智恵授かり・諸願成就の御利益があるそう。
「鳥居橋」
「山門」
数台の駐車スペースがあります。
「本堂」
弘法大師が熊野権現と出会った最も神聖な場所とされ、正徳2年(1712年)宗恕祖元律師により建立されたそう。
弘法大師作と伝わる秘仏・十一面観世音菩薩をお祀りします。
「子まもり大師」
子護弘法大師が大切な子供たちを守り育んで下さり、心身健康・学業成就・諸芸上達・交通安全の御利益があるそう。
「ぼけ封じ観音」
心や身体のぼけを取り除いて下さるそう♪
【御朱印】
本堂内の授与所でいただきました。
他にも数種類の御朱印と御詠歌があります。
第20番札所「泉涌寺」
弘法大師がこの地に草庵を結び、法輪寺と名付けられたが、のちの建保6年(1218年)に月輪大師俊芿が大伽藍を造営した際、寺地の一角から清水が湧き出たことから「泉涌寺」と改められたそうです。
「楊貴妃観音堂」
寛喜2年(1230年)湛海律師が南宋から請来した聖観音(楊柳観音)を安置します。
「仏殿」
寛文8年(1668年)四代将軍・徳川家綱公により再建され、運慶作と伝わる三尊仏(阿弥陀・釈迦・弥鞠)が安置されます。
【御朱印】
授与所でいただきました。
(第21番札所「法性寺」【洛陽⑧】へつづく)
洛陽三十三所観音巡礼(公式) http://www.rakuyo33.jp/index.shtml
第19番札所「今熊野観音寺」
公式URL:http://www.kannon.jp/
第20番札所「泉涌寺」
公式URL:http://www.mitera.org/
🌸京都の【御朱印】まとめ(お寺編)
🌸京都の【御朱印】まとめ(洛陽三十三所観音巡礼編)
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