洛陽三十三所観音巡礼⑥
前回の第15~16番札所に続いて、第17~18番札所を紹介します。
第17番札所「蓮華王院(三十三間堂)」
久寿2年(1155年)第77代天皇として即位した後白河天皇は、わずか2年で二条天皇に位を譲り、上皇として「院政」を行った御所として造営されたが、80年後に焼失し、御嵯峨上皇により再建されたそう。
「本堂(三十三間堂)」
正式には「蓮華王院」といい、本堂内陣の柱間が33あることから「三十三間堂」と呼ばれます。
ちなみに、33という数字は、観音菩薩の変化身三十三身に基づくそう。
地上16m、奥行22m、南北120mの長大なお堂の中には、御本尊:千手観音坐像や千体千手観音立像が所狭しと安置され、圧巻の光景です!!
また、等身大の1000体の観音立像は、一体一体の表情が異なり、必ず会いたい人に似た像があるとか!
(※蓮華王院パンフレットより)
「通し矢」射場
江戸時代、尾張・紀州両藩による通し矢「天下一」争奪戦は民衆の評判となり、縁側の柱や軒に残る鉄板は、矢からお堂を守るために徳川三代将軍家光が付加したそう。
一昼夜24時間、矢を射続ける「大矢数」は、身命を賭けた壮絶な競技であり、江戸時代に約800人が挑み、百万本の矢が放たれたそう!
【御朱印】
本堂内でいただきました。
第18番札所「善能寺」
弘仁14年(823年)弘法大師の創建とされ、元は八条油小路に在ったものを、天文20年(1551年)後奈良天皇の論旨により、泉涌寺山内に移されたそう。
御本尊:聖観音菩薩をお祀りします。
【御朱印】
泉涌寺の拝観受付でいただきました。
(第19番札所「今熊野観音寺」【洛陽⑦】につづく)
洛陽三十三所観音巡礼(公式) http://www.rakuyo33.jp/index.shtml
第17番札所「蓮華王院(三十三間堂)」
公式URL:http://sanjusangendo.jp/
第18番札所「善能寺」
公式URL:http://www.mitera.org/zennouji.php
🌸京都の【御朱印】まとめ(お寺編)
🌸京都の【御朱印】まとめ(洛陽三十三所観音巡礼編)
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