平成29年11月12日
西国三十三所巡礼26日目
テントを撤収し、朝7時に出発!
昨晩は完全装備で快適に眠れました♪
日の出とともに、天橋立対岸の遊歩道を進みます。
ご来光が水面に反射して幻想的な光景です♪
寝坊して良かった~w
カラフルなお地蔵様も朝日に染まります♪
遊歩道を3kmほど進んだ後、次の札所「成相寺」へは、上り坂が更に3km続きます。
「丹後国分寺跡」
天平13年(741年)聖武天皇の詔により全国に建てられた国分寺の一つであり、建武元年(1334年)円源房宣基により再建され、雪舟筆の国宝「天橋立図」には五重塔・金堂などが描かれます。天文11年(1542年)の兵乱で焼失したそう。
ひらすら登り続け、
鮮やかな紅葉を眺めながら、しばらく休憩♪
九十九折れの道を登り、
8時半に西国第28番札所「成相寺」に到着!
成相山「成相寺」は、日本三景・天橋立を眼下に望む景勝地にあり、慶雲元年(704年)文武天皇の勅願寺として、真応上人により創建されたと伝わります。
また、雪深い山の草庵で餓死寸前の僧が観音様に祈ると、堂外に鹿が倒れており、肉食の禁戒を破って鹿の腿を食べたそう。すると、観音様の腿が身代りに消えていたが、残った木屑を腿に付けると元通りになったため、この寺を願う事成り合う寺「成合(相)寺」と名付けたとの伝承があります。
まずは、紅葉の弁天山展望台へ登ります。
見事な紅葉♪
展望台からは天橋立を一望♪
紅葉に包まれた五重塔♪
「山門」
守護法神として仁王像を安置します。
「撞かずの鐘」
この鐘の鋳造のために付近の村々から寄付を集めたが、一軒だけ寄付を出せずに「赤ん坊なら差し出せる」と言った家の赤ん坊が、鋳造の際に溶けた鋼の中に落ちてしまった。その後、鐘を撞く音が赤ん坊の泣き声に聞こえるため、この鐘を撞くのをやめたと伝わります。
「一願一言地蔵」
唯一願いを一言でお願いすれば、どんな願いでも叶うそう。
「鉄湯船」
正応3年(1290年)山河貞清により鋳造され、薬湯を沸かして怪我や病気を治療したそう。
「本堂」
安永3年(1774年)に建立され、美人観音として名高い御本尊:聖観世音菩薩を祀ります。
「真向の龍」
左甚五郎の作と伝わり、正面を向く龍は珍しいですね!
【御朱印】
本堂内の授与所でいただきました。
<成相寺>
住所:京都府宮津市成相寺339
電話:0772-27-0018
駐車場:あり(入山料500円)
公式URL:http://www.nariaiji.jp/
山門から林道を下ると、股のぞきで有名な傘松公園からの天橋立の展望♪
「股のぞき」で見ると、海と空が逆になって天に架かる浮き橋に見えますね♪
公園からは山道を下ります。
下界に降りると「大谷寺」が!
「大谷寺」は、養老2年(718年)山城国下醍醐より移築され、中世には丹後一宮・籠神社の別当寺として栄えたそう。
「大谷寺」の御朱印はこちら↓
続いて、丹後一宮・元伊勢「籠神社」へ。
「籠神社」は、神代の昔より豊受大神を、崇神天皇の御代に天照大神をお祀りし、それぞれが伊勢神宮に遷されたことから、元伊勢とも呼ばれます。
「籠神社」の御朱印はこちら↓
神社の参道を降りると、天橋立へと続きます。
特別名勝「天橋立」は、丹後国風土記では、イザナギノミコトが立てた天界と下界を結ぶ梯子が、寝ている間に倒れてできたと記され、海中に約3.6kmに渡って連なる砂嘴には約5,000本の松林が並びます。
見事な松林の間を進みます。
「千貫松」
「羽衣の松」
松葉でハート♪
智恩寺参道へと続く「廻旋橋」は、船が通る際はぐるりと旋回します。
ただいま頑張って旋回中!
廻旋橋を渡り、11時すぎに「智恩寺」へ。
「智恩寺」は、延喜年間(901~923年)の開創と伝わり、「知恵の文殊」とも呼ばれる日本三文殊の一つとして知られます。
「智恩寺」の御朱印はこちら↓
天橋立の水道沿いを進み、
宮津湾ともお別れです・・・
この辺りのお地蔵様はどれもド派手!!
宮津市街から45号線をひたすら登り、板戸峠から舞鶴市に入ります。
一転して下り坂をひたすら走ります!
大川橋を渡ると、舞鶴の市街地はもうすぐ!
そして、16時にようやくJR西舞鶴駅に到着!
電車の都合で、本日はここで終了。
次回は、第29番札所「松尾寺」を目指します。
平成29年11月12日(Day26:37km、これまでの歩行距離977km)
(Day27へつづく↓)
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