平成29年4月30日
西国三十三所巡礼12日目①
先週の続き、JR「天理駅」を8時にスタート!
2kmほど歩いて「石上神宮」へ。
「石上神宮」は、「古事記」「日本書紀」にも記される日本最古の神社の一つであり、古代豪族物部氏の氏神としても信仰を集めます。
境内には、たくさんの鶏がお出迎え♪
「石上神宮」の御朱印はこちら↓
山の辺の道を北へと進みます。
気持ちよい田舎道♪
遠くに葛城・金剛山系を眺めながら、
山あいのトレイルを歩いたり、走ったり・・・
ふかふかの地面の竹林も♪
9時過ぎに白川ダムを通過。釣り人がたくさん!
ダムから1.5kmほど歩いて、
9時半に「弘仁寺」へ到着!
「弘仁寺」の草創は、大同2年(807年)虚空蔵山に流星が落ちるのを見た弘法大師が霊山として開基したなど諸説あり、弘法大師の作と伝わる御本尊:虚空蔵菩薩を祀ります。
「弘仁寺」の御朱印はこちら↓
再び、山の辺の道を進みます。
「円照寺」
別名「山村御殿」とも呼ばれる大和三門跡の一つの尼寺であり、非公開のため拝観はできません。
山道を登り、
イノシシ除けの柵を通り、
「崇道天皇陵」
桓武天皇の弟であり、淡路への流罪の途中で自らの命を絶った早良親王を祀ります。親王は死後、崇道天皇と追号されたそう。
広々とした畑の合間や、
竹林を抜けると、
「白毫寺」への階段が!
「白毫寺」は、天智天皇の第7皇子・志貴皇子の離宮であったなど諸説が伝わり、鎌倉中期に西大寺で真言律宗を興した興正菩薩叡尊が、再興・整備したとされます。
「白毫寺」の御朱印はこちら↓
境内からは、奈良の街並みを一望♪
1kmほど歩いて「新薬師寺」へ。
「新薬師寺」は、天平19年(747年)光明皇后が夫・聖武天皇の病気回復を願って創建し、当時は七堂伽藍と東西2基の塔が建ち並ぶ壮大な寺院であったそう。
「新薬師寺」の御朱印はこちら↓
続いてお隣の「不空院」へ。
「不空院」は、天平勝宝5年(753年)鑑真和上が住んだとされ、弘仁年間(810~824年)には弘法大師が興福寺南円堂建立の試みとして、この地で八角円堂建立の願文を書いたのが始まりとされます。
「不空院」の御朱印はこちら↓
「不空院」から徒歩10分、12時半に「春日大社」へ。
「春日大社」は、約1300年前、奈良に都ができた頃、日本の繁栄と国民の幸せを願って、遠く鹿島神宮から武甕槌命を神山御蓋山山頂浮雲峰にお迎えし、神御景雲2年(768年)称徳天皇の勅命により左大臣藤原永手が社殿を造営し、香取神宮から経津主命、牧岡神社から天児屋根命・比売神を合祀したのが始まりとされます。
藤の花が満開♪
「中門・御廊」
御本殿直前の楼門であり、高さ約10mだそう。御廊は中門から左右に約13mあります。
「社頭の大杉」
樹齢約800~1000年とも言われ、周囲8.7m、高さ25mあるそう。
「釣灯籠」
直江兼続をはじめ、戦国武将が奉納した釣灯籠も残ります。
「藤浪之屋」
暗闇のなか、万燈籠の光が美しく揺らめきます。現存する室町時代以前の燈籠の6割以上が春日大社にあるとも言われます。
ここにも藤の花♪
【御朱印】
授与所でいただきました。
【御朱印帳】
他にも色や柄が違うものが、数種類ありました。
境内の若宮15社も少しご紹介すると、
「若宮神社」
御祭神:天押雲根命を祀り、正しい知恵をお授けくださるそう。
「夫婦大国社」
御祭神:大国主命・須勢理姫命を祀り、夫婦円満・良縁などのご利益があるそう。
縁結び絵馬
【御朱印】
夫婦大国社にていただきました。他に金龍神社もいただけるようです。
<春日大社>
住所:奈良市春日野町160
電話:0742-22-7788
拝観料:本殿500円
拝観時間:6時~18時(冬季:6時半~17時)
駐車場:100台(1000円)
公式URL:http://www.kasugataisha.or.jp/
続いて、西国第9番札所「興福寺南円堂」へ向かいます。
(Day12-2に続く↓)
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