平成29年9月1日
西国三十三所巡礼18日目①
昨晩は、公園での仮眠が寒くて眠れず・・・
朝6時に西国第22番札所「総持寺」へ到着!
境内のベンチでぽかぽか暖かい朝日のもと、朝8時の御朱印授与までウトウト・・・zzz
「総持寺」は、平安時代に中納言・藤原山蔭卿が、幼き日に淀川に落ち、生命の危機を大亀に救われたことへの報恩として寺を建立し、亀の背に立つ観音像を造立したのが始まりとされます。また、亀の恩返しの逸話は、「今昔物語」や「源平盛衰記」等にも記されます。
「仁王門」
江戸時代中期の建立とされ、北摂地方の楼門は勝尾寺・久安寺と総持寺の3棟のみだそう。
「金剛力士像」
頭部が大きく、肩を怒らせ四角張った上半身、分厚い下半身の表現から、鎌倉後期~南北朝時代にかけての作とされます。
「庭園」
「鐘楼」
誰でも撞くことができます。
「大師堂」
「金堂」
御本尊:薬師如来を祀ります。
「不動堂」
御本尊:不動明王を祀ります。広い境内には他にも諸堂がたくさんあります。
「本堂」
御本尊:千手観世音菩薩を祀ります。平安時代の古作で、亀の背に立つ観音様として知られます。また、元亀2年(1571年)織田信長の兵火により伽藍が焼失した際、観音像が下半身が炭化しながらも焼け残ったことから、火伏せ観音・厄除け観音としても信仰されます。
「絵馬」
【御朱印】
納経所にていただきました。
<総持寺>
住所:大阪府茨木市総持寺1-6-1
電話:072-622-3209
拝観料:なし、拝観時間:6時~17時(納経8時~)
駐車場:約20台(40分300円、以降20分毎100円)
公式URL:http://sojiji.or.jp/
「総持寺」を後に、第23番札所「勝尾寺」を目指します。
茨木川沿いを北上し、西国街道を西進すると、5kmほどで郡山宿本陣へ。
京都と西宮を結ぶ西国街道沿いの5つの宿駅の中央に位置し、諸大名や忠臣蔵で有名な浅野内匠頭長矩らも宿泊し、また、慶応元年には明治天皇もお立ち寄りになられたそう。
更に2kmほどで大阪モノレール豊川駅を通過。
ここから箕面市に入ります。
街道沿いには、神護景雲年間(767~769年)創建と伝わる春日神社の御旅所があります。
再び西国街道を2kmほど進むと、「勝尾寺」表参道の大鳥居が見えてきます。
ここより北へ向かう36町(約4km)の道が表参道になります。
次回は、表参道の山道を抜けて、第23番札所「勝尾寺」へ向かいます。
(Day18-2へつづく↓)
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