平成29年1月9日
愛知県犬山市の「大宮浅間神社」へ。
尾張冨士「大宮浅間神社」は、天平元年(729年)邇波県主の裔・道直の勧請により、初めは山頂に鎮座するも、祭祀・参詣に不便なため、山麓に遷されたそう。
神社の御山は、富士山と形がよく似るため「尾張冨士」と称され、本宮・中宮・奥宮に同神が祀られます。
「尾張冨士」遠景
古くから武将や名門の信仰が厚く、織田信長公より社殿を寄進、徳川家より神宝を奉納されるなど、国家安泰が祈願されたそう。
「拝殿」
御祭神:木花開耶姫命・天照大御神をお祀りします。
「預け子大祭」(5月)
木花開耶姫命が、焔が燃えさかる産屋で3人の御子様(火照命・火須勢理命・火々出見命)を安産し、御子様が健やかに成長された御神徳を授かるよう、神様の預け子として20歳までの無事成長を祈願する祭りだそう。
「句碑のみち」
尾張冨士への登山道沿いには、著名人の句碑がたくさん!
「風」作者不明
「努力」巨人軍監督・王貞治
「一槌打碎大道担然」内閣総理大臣・中曽根康弘
「石上げ祭」(8月)
昔ある信者の夢枕に御祭神:木花開耶姫命が現れ、「尾張冨士が隣の本宮山より低いことを嘆かれた」ことから、山頂に石を積み上げたら願いが叶ったとの伝説から、大石を山頂に担ぎ上げて奉納し、富貴長命・子孫繁栄・五穀豊穣を祈願する祭りだそう。
また、夜には荒縄を結んだ巨大な松明に火をつけ、グルグル回しながら山頂の奥宮から山道を一気に駈け下りる火振り神事も行われるとか!
「中宮」
なだらかな山道を10分ほど登ると到着します。
「拝殿」
「八百比丘尼の岩」
昔、人魚の肉を食べた800歳の尼さんが、女人禁制の尾張冨士(中宮以上)に登ろうとしたら、岩に手が吸い付いて離れなくなったそう!
この岩にはその手形が残ります。
「献石」の数々
「中宮」からは道が険しくなります。
「奥宮拝殿」
尾張冨士は標高277mと低いため、「中宮」から15分程度で「奥宮」へ。
入鹿池方面の展望♪
親子連れがお弁当を食べていました!
遠くに名古屋駅の高層ビルが見えます♪
同じ山道を下ります。
小さいお子様たちも頑張って登ってきました!
【御朱印】
社務所でいただきました。
尾張冨士は標高も低く、家族連れの山遊びには持ってこいの山ですよ♪
<尾張冨士大宮浅間神社>
住所:愛知県犬山市字冨士山3
電話:0568-67-0037
駐車場:無料Pあり
公式URL:http://www.owarifuji-sengenjinja.com/
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