平成28年9月4日
京都市東山区の「青蓮院門跡」へ。
「青蓮院門跡」(しょうれんいんもんぜき)は、古くから皇室と関わり深く、格式の高い門跡寺院とされ、平安末期に比叡山延暦寺「青蓮坊」の行玄大僧正に鳥羽法皇が御帰依になり、京都に殿舎を造営して「青蓮院」と名付けたのが始まりだそう。
そのため、古くより天台宗総本山・比叡山延暦寺の三門跡の一つとして知られ、現在は天台宗の京都五箇室門跡の一つに数えられます。
(※京都五箇室門跡:曼殊院・三千院・毘沙門堂・妙法院・青蓮院)
山門前には大楠が聳えます。
「山門」
拝観料500円を納め、殿舎内を拝観します。
「華頂殿」
客殿には、三十六歌仙額絵が飾られます。
蓮の襖絵は60面もあるそう。
「相阿弥の庭」
主庭は室町時代の相阿弥の作と伝わり、粟田山を借景にして、その山裾を利用した池泉回遊式の庭園とされます。
「一文字手水鉢」
太閤・豊臣秀吉公の寄進と伝わります。
「龍心池」
相阿弥の作と伝えられる池の中央には、二千貫近い大石があり、沐浴する龍の背に見えるとか!?
「宸殿」
徳川家康公の孫・東福門院の御所を移転したと伝わり、右近の橘、左近の桜を配します。
「霧島の庭」
小堀遠州作と伝えられる庭園で、5月には一面の霧島つつじが真っ赤に染まるそう。
「鐘楼」
自由に撞くことができます。
「本堂」(熾盛光堂)
御本尊:熾盛光如来の曼荼羅を安置し、東裏には国宝・青不動を安置します。
【御朱印】
拝観受付でいただきました。
<青蓮院門跡>
住所:京都市東山区粟田口三条坊町
電話:075-561-2345
拝観料:大人500円・中高生400円・小学生200円
拝観時間:9時~17時
駐車場:約5台(無料)
公式URL:http://www.shorenin.com/
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