平成28年12月3日
「朝熊山」は、伊勢市東部にそびえる朝熊ヶ岳(標高555m)を主峰とする連山の総称であり、伊勢志摩国立公園内で最高峰の景勝地です。
そして、山上には伊勢神宮の鬼門を守る「金剛證寺」があります。
「お伊勢参らば朝熊をかけよ 朝熊かけねば片参り」
と唄われたように、その昔は伊勢神宮を参拝した際には、「金剛證寺」も参拝するのが習わしとされたため、今も主要な参詣道が残されています。
伊勢志摩スカイラインを通れば車でひとっ跳びですが、御朱印ランナーとしては、敢えて麓の「朝熊岳道」から登ります!
まずは、近鉄朝熊駅から車で数分行くと無料駐車場(トイレ有)があり、朝熊岳道の登山口となっています。(13:30出発)
なだらかな山道をどんどん登っていくと、
一町(109m)毎に町石があり、数えながら進みます。
途中、八町付近で朝熊登山鉄道のケーブルカー跡を通り、(13:40)
石仏を拝みながら登ると、
林道(宇治岳道)と合流し、少し開けた二十二町の「朝熊岳とうふ屋旅館跡」に到着。(14:15)
この旅館は江戸期に創業し、団体向けに100畳の大広間があるなど、朝熊山唯一の宿として全国に知られるほどだったそう。
ここから更に木の根が張る山道を登ると、
ようやく朝熊ヶ岳山頂に到着!(14:25)
伊勢湾口を眺めると、鳥羽の島々や神島、そして意外と近くに対岸の渥美半島が見えます。
なんと空気の澄んだ晴れた日には、神島の向こうに富士山が見えるそう♪
山頂には、「金剛證寺八大龍王社」 もあります。
この場所は、富士山と神島、八大龍王、そして伊勢神宮が一直線に繋がるパワースポットだそうです。
「鳥居」
「拝殿」
何かを感じた気がする??
急な山道を慎重に下ると、ようやく「金剛證寺」の境内へ。(14:40)
「金剛證寺奥之院」へ向かいます。(14:55)
「極楽門」
門前には、美しい天衣菩薩像もあります♪
「山門」
極楽門をくぐると、亡き人の追善菩提を弔う卒塔婆が林のように立っており、それを抜けるとようやく「金剛證寺奥之院」の本堂に到着!(15:05)
「本堂」
【御朱印】
勢いがあって豪快な御朱印ですね!
(「金剛證寺」の御朱印②につづく)
<金剛證寺>
住所:三重県伊勢市朝熊町548
電話:0596-22-1710
駐車場:数十台あり(無料)
※伊勢志摩スカイラインの通行料が必要です。
公式URL:http://www.iseshimaskyline.com/kongoushouji.htm
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