令和4年11月13日
岩手県西磐井郡平泉町の「中尊寺」へ。
「中尊寺」は、嘉祥3年(850年)比叡山延暦寺の高僧・慈覚大師円仁による開山と伝わります。その後、長治2年(1105年)奥州藤原氏の初代清衡公により、東北地方の戦乱(前九年・後三年合戦)で亡くなった霊を敵味方の区別なく慰めるため、法華経の仏国土の世界を具現化すべく中尊寺の造立に着手されたそう。
また、平成23年(2011年)には、中尊寺を含む「平泉の文化遺産」が世界文化遺産に登録されました。
この日は、境内の紅葉が見事でした♪
以下は、令和元年8月の参拝記録です。
「月見坂」
金色堂へと続く約800mの参道の両脇には、江戸時代に伊達藩により植樹された樹齢300年の老杉が聳えます。
中尊寺では境内の諸堂前の納経所にて、10以上の御朱印をいただけます。
「弁慶堂」
藤原時代に五方鎮守のため、火伏の神・勝軍地蔵菩薩をお祀りした愛宕堂が始まりと伝わり、後に義経公と弁慶の木像が安置されたそう。
【御朱印】
「地蔵堂」
御本尊:地蔵菩薩のほか、隣の祠には道祖神をお祀りします。
【御朱印】
道祖神の御朱印もいただけます。
「薬師堂」
御本尊:薬師如来のほか、日光・月光菩薩と十二神将、熊野権現をお祀りします。
残念ながら、納経所が閉まっていました。
「峯薬師堂」
讃衡蔵の丈六の薬師如来は元はこの堂の御本尊であったそう。
【御朱印】
「大日堂」
享和2年(1802年)に再建され、御本尊:金剛界大日如来をお祀りします。
【御朱印】
「阿弥陀堂」
御本尊:阿弥陀如来のほか、蔵王権現を合祀します
【御朱印】
「弁財天堂」
仙台藩主・伊達綱村公の正室・仙姫が寄進した御本尊:弁財天十五童子をお祀りします。
【御朱印】
「白山神社」
嘉祥3年(850年)慈覚大師が加賀の白山をこの地に勧請し、自作の十一面観音を中尊寺の鎮守・白山権現としたのが始まりと伝わります。
【御朱印】
「経蔵」
創建時の古材を用いて再建され、国内最古の保安3年(1122年)棟札が伝えられます。御本尊:騎師文殊菩薩のほか、四眷属像などを安置します。
「讃衡蔵」
奥州藤原氏の残した約3000点の文化財を収蔵する宝物館であり、拝観受付を兼ねています。
【御朱印】
「本堂」
御本尊:丈六の釈迦如来をお祀りします。中尊寺の山内17ヶ院を包括する中心道場として、奥州藤原氏の追善、天台宗各祖師の御影供など一山の殆どの法要が執り行われます。
【御朱印】
国宝「金色堂」
国宝建造物第1号である「金色堂」は、天治元年(1124年)に造立された現存する唯一の創建当時の遺構であり、堂全体が金箔で覆われた姿や細かな装飾には、誰もが目を奪われます。
御本尊:阿弥陀如来のほか、観音・勢至菩薩、6体の地蔵菩薩、持国天・増長天をお祀りします。
【御朱印】
中尊寺オリジナルの御朱印帳には、見開きの御朱印をいただけます。
表紙裏にも「金色霊廟」の文字入りです。
通常御朱印はこちら!
【御朱印帳】
紙カバー付き、大きいサイズです。
金色に輝く金色堂の金銅華鬘が見事ですね♪
<中尊寺>
住所:岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
電話:0191-46-2211
拝観料金:800円(金色堂ほか)
拝観時間:8時半~17時(冬季~16時半)
駐車場:有料P多数あり(500円程度)
公式URL:https://www.chusonji.or.jp/
ランチは、参道沿いのそば処「義家」さんへ。
わんこそばをいただきました♪
ただし食べ放題ではなく、初めから12枚のお椀が用意されるスタイルです。
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