令和元年9月23日
愛知県豊川市の「豊川稲荷」へ。
「豊川稲荷」は、正式名を「豊川閣妙嚴寺」と称し、山号を圓福山とする曹洞宗の寺院です。
一般的に「稲荷」とは「狐を祀った神社」をイメージしますが、当寺に祀られる鎮守・豊川吒枳尼眞天が稲穂を荷い、白い狐に跨ったお姿であったことから、「豊川稲荷」が通称として広まったそう。
宗祖道元禅師の元で修業された寒巌義尹禅師が、宋国帰りの船上で出現した霊神・吒枳尼眞天のお姿を自ら形像に刻まれ、嘉吉元年(1441年)6代目の弟子・東海義易禅師が豊川の地に妙嚴寺を開創した際、寒巌禅師自作の御本尊:千手観世音菩薩、山門鎮守:吒枳尼眞天像をお祀りしたのが始まりとされます。
「総門」
明暦2年(1656年)に改築され、頭上に祀られる十六羅漢は名匠・諏訪ノ和四郎ほか名工の合作とされます。
「鐘楼堂」
朝夕に打ち鳴らす梵鐘の妙音は、4km以上の遠方まで響き渡り、NHK「除夜の鐘」でもしばしば親しまれます。
「山門」
天文5年(1536年)今川義元公が寄進した、当寺の現存最古の建造物だとか。
「鎮守堂」
御祭神:白山妙理大権現を祀り、宗祖道元禅師が宋で修行した際、特に禅師を守護した守護神とされます。正面の御尊像は、名匠・諏訪ノ和四郎の作だとか。
「瀬水舎」
「大鳥居」
境内には、綺麗な蓮の花がたくさん♪
「御輿殿」
春秋の大祭のため寄進された豊川いなり御輿を安置します。
「庭園」
「大本殿」
寒巌義尹禅師自作の御本尊:豊川吒枳尼眞天、通称「豊川いなり」のほか、両脇には伏見宮家より贈られた毘沙門天、有栖川宮家より贈られた聖観世音菩薩を祀ります。
また、明治時代に有栖川宮家より下賜された「豊川閣」の大額が掲揚されます。
白狐の絵馬
【御朱印】
朱印受付所でいただきました。
超達筆な書体で感動しました!
【御朱印帳】
カバーなし、大きいサイズです。
「御朱印帖 ○○」と氏名も書いてくださいます。
大本殿に続いて、奥の院へ向かいます。
「千本幟」
「万燈堂」(禅堂)
文久3年(1863年)に建立された座禅修行の道場であり、豊臣秀吉公の念持仏と伝わる不動明王及び文殊菩薩の像が奉祀されます。
「三重の塔」
「景雲門」
安政5年(1858年)に旧奥の院の拝殿として建立されたが、大本殿落慶に際して奥の院の門として移築されたそう。
「奥の院」
文化11年(1814年)の建築で、旧本殿の内陣の建物を奥の院の本殿とし、旧本殿の拝殿を奥の院の拝殿として移築されたそう。ここにも名匠・諏訪ノ和四郎の一大傑作と言われる彫刻が施されます。
「霊狐塚」への参道
「霊狐塚」
信者の方々より献納された多数の狐像が安置されます。
怖いくらいたくさんの狐像に圧倒されます!!
<豊川稲荷>
住所:愛知県豊川市豊川町1
電話:0533-85-2030
駐車場:大駐車場あり(500円)
公式URL:http://www.toyokawainari.jp/
総門を出て、道路向かいの商店街には薬師如来が祀られます。
「お薬師参道」
「薬師如来堂」
御本尊:長寿薬師如来を祀ります。
豊川稲荷と言えばB級グルメ「いなり寿し」
もちろん、寺前の商店街でいただきました♪
あぶり五目いなり 550円
炙ったおあげの中に五目ごはんが入った、いい意味で予想通りのお味にペロっとなくなりました♪
豊川稲荷周辺はなかなか見どころが多いですね♪
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