平成29年9月1日(※R5.5.21追記)
西国三十三所巡礼18日目②
前回の続き、西国街道から第23番札所「勝尾寺」の表参道に入ります。
1kmほどで徐々に田舎道になり、
イノシシ除けの柵を越えると、いよいよ山道へ。
木陰で適度に風もあり、涼しい♪
ずいぶん登った(10分ほど)と思ったけど、まだこんなもの・・・
古参道と旧参道の分岐があり、「迷ったら右」ということで旧参道へ。
比較的なだらかな山道が続きます。
40分ほど登ると、かなりの高度感になり、展望が開けてきました♪
更に10分ほどかけて山道を登りきると、八天石があります。
寛喜2年(1230年)ふもとの村々の境界紛争を解決した勝尾寺が、土地の境界標を8箇所に設け、石蔵の中に青銅の八天像を納めたそう。
旧参道「町石」
大鳥居から山門までの三十六町(約4km)の間には、かつては一町毎に町石が建てられ、一部の町石は高野山の町石より古い宝治元年(1247年)建立と伝わります。
最後に長い階段を下ると、
12時半に西国第23番札所「勝尾寺」へ到着!
「勝尾寺」は、神亀4年(727年)双子の善仲・善算上人が箕面山中にが草庵を結んだことが始まりとされ、のちに天平神護元年(765年)光仁天皇の皇子・開成が来山、両上人に師事して出家し、宝亀6年(775年)弥勒寺を建立したそう。
また、六代座主・行巡上人が、清和天皇の病気平癒祈願で効験があったため、朝廷から「王に勝った寺」=「勝王寺」の寺号を賜ったが、寺側が遠慮して「王」を「尾」に控え「勝尾寺」と号し、勝運の寺として信仰されてきたそう。
「仁王門」
勝ちダルマたちがお出迎え♪
「お浄め橋」
橋の下から出る霧は、太古の昔から崇められてきた霊山の神聖な水を霧状にしているそう。
「弁天堂」
鯉の餌やり場は、人が近づくだけで凄いことに・・・
本堂へ向かう長い階段の先には、多宝塔が見えています。
「多宝塔」
「勝ちダルマ奉納棚」
もの凄い数のダルマたち!!勝ちダルマで勝負事や願いが叶い、勝運を掴んだ者は、そのダルマをお寺に奉納する習わしがあるそう。
「手水」
境内には至る所に勝ちダルマたちがいっぱい♪
それぞれストーリーがありそうな配置で可愛すぎる♪♪
「三宝荒神社」
日本最初の荒神社として、江戸時代には旗本の娘の白髪が黒髪に変わるなど、古来より霊験は数知れないとか。
「開山堂」
「大師堂」
弘法大師をお祀りし、廻りには四国八十八ヵ所のお砂踏み場があります。
「二階堂」
承元2年(1208年)浄土宗開祖・法然上人が第四座主・証如上人の遺徳を偲び、約4年間逗留した縁から、法然上人第5番霊場にも指定されます。
「鐘楼」
「本堂」
御本尊:十一面千手観世音菩薩を祀ります。本堂前の授与所には、試験・選挙・スポーツなどあらゆる勝負の成功を祈願する人々が「勝ちダルマ」を授かりに訪れます。
「絵馬」
【御朱印】
本堂脇の総合受付所にていただきました。
【御朱印帳】(R5.5.21追記)
ビニールカバー付き、大きいサイズです。
勝ちダルマが可愛すぎます♪
<勝尾寺>
住所:大阪府箕面市勝尾寺
電話:072-721-7010
拝観料:大人500円、小中学生400円ほか
拝観時間:8時~17時(平日)、~17時半(土)、~18時(日祝)
駐車場:約350台(1時間500円、以降30分毎200円)
公式URL:https://katsuo-ji-temple.or.jp/
「勝尾寺」から舗装道路を歩き、箕面公園へ下ると、
日本の滝百選に選ばれた箕面大滝が、落差33mの豪快な姿を現します。
遊歩道を散策しながら15分ほど下り、「瀧安寺」へ。
「瀧安寺」は、役行者が大瀧のもとで苦行を重ね、弁財天の助法により悟りを開いた報恩のために弁財天をお祀りしたのが始まりとされ、「宝くじ」発祥のお寺として有名です。
「瀧安寺」の御朱印はこちら↓
更に遊歩道を15分ほど歩き、今回は15時半に阪急箕面駅で終了!
次回は、第24番札所「中山寺」を目指します。
平成29年9月1日(Day18:20km、これまでの歩行距離669km)
(Day19につづく↓)
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