平成28年6月27日
西国三十三所巡礼2日目②
第1番札所「青岸渡寺」からは、いよいよ西国三十三所巡礼の本当の旅が始まります!
次の第2番札所「紀三井寺」までは、熊野古道「大雲・小雲取越」「中辺路」「大辺路」を繋いで、約200kmの道のり!!
う~ん!先が思いやられる・・・(;゚Д゚)
第1番札所「青岸渡寺」の境内から急登の階段をしばらく登ると、熊野古道「大雲取越」の山道が始まります。
小一時間ほどで舟見茶屋跡に到着!
ここが海が見える最後の場所となります。
しばらく山道と林道を交互に進むと、鹿にも先導されながら地蔵茶屋跡の休憩小屋に到着♪
関西弁でしゃべる自販機やトイレもあり、しばらく休憩。耳を澄ますと本当に静かで川の音に癒されます♪
石畳を登り、最高地点・越前峠(標高870m)を越えると、
最大の難所であり、その昔、あまりの急坂に胴体がよじれて切れてしまった!!との逸話が残る「胴切坂」(標高差600m)を一気に下ります!
激坂を下り切りると「円座石」(わろうだいし)が見えてきます。
巨大な石に熊野三山の阿弥陀仏(本宮)・薬師仏(新宮)・観音仏(那智)を表す3つの梵字が彫られ、三山の神々がここに座って談笑したとの伝説が残ります。
そして、最後は熊野古道の代名詞でもある苔むした石畳を堪能♪
本当にきれいなので、苔を踏まないように歩きます。
約15kmの「大雲取越」を越えると、一旦集落に出ます。川のほとりの東屋でジュースの補充とトイレを済まして、次は約13kmある「小雲取越」へ。
「小雲取越」は「大雲取越」に比べて、標高も低く、比較的なだらかなので歩きやすいです。所々にある歌碑の意味に思いを馳せたり、500m毎にある標識を数えながら進みます。
「小雲取越」の最高地点は、百間ぐら(標高約500m)です。
これまできた道、これから行く道が見渡せて感慨深い♪
最後は緩やかな下りが続き、気持ちよく走ると、意外と早く請川バス停に到着!
国道を5kmほどで、今回の目的地「熊野本宮大社」に到着!
お参りのあと、あまりの暑さに鳥居脇の茶房「珍重庵」にて、名物の葛餅氷の冷たさと甘さに癒されます♪
次回は「熊野本宮大社」を出発します!
第2番札所「紀三井寺」までは、熊野古道「中辺路」を約170km歩く旅となるので、山装備で戻ってこなければ!!
平成28年6月26日~27日(Day2:40km、これまでの歩行距離55km)
(Day3へつづく↓)
<熊野本宮大社>
公式URL:http://www.hongutaisha.jp/
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