令和元年7月25日
京都市左京区の「鞍馬寺」へ。
「鞍馬寺」は、宝亀元年(770年)唐招提寺の開山・鑑真和上の高弟・鑑禎上人が、鞍を負った白馬の導きで当山に至り、毘沙門天を感得して草庵を結んだのが始まりとされます。現在は、鞍馬弘教の総本山として、宇宙の大霊・尊天を御本尊とします。
「仁王門」
両側に立つ仁王尊像は、運慶の嫡男・湛慶作と伝わります。
「鞍馬天狗像」
山の精霊・天狗が住む山としても有名です。
仁王門をくぐり、長い参道を登っていきます。
「魔王の滝」
崖の上には、護法魔王尊がお祀りされます。
「鬼一法眼社」
牛若丸に兵法を授けた武芸の達人「鬼一法眼」をお祀りし、武道上達が祈願されます。
「由岐神社」(ゆきじんじゃ)
天慶3年(940年)天変地異が続く都を鎮めるため、朱雀天皇の勅命により、御所内に祀られていた御祭神をこの地の勧請したのが始まりとされます。また、天皇の御病気や世上騒櫌のとき、社前に矢を入れる器具・靭(ゆき)を奉納して平安を祈ったことが、社名の由来と伝わります。
御神木「大杉」
樹齢約800年・樹高約53mの御神木は「大杉さん」と親しまれ、古くから一心に願えば願いが叶うと伝わります。
「拝殿」
御祭神:靭明神をお祀りします。鞍馬の火祭は、里人がかがり火を持って神霊を迎えたことに由来するそう。
【御朱印】
授与所でいただきました。
以前いただいた直書きの御朱印です。
九十九折の参道を更に15分ほど登ります。
「本殿金堂」
宇宙の大霊・尊天の働きを象徴する千手観音菩薩・毘沙門天王・護法魔王尊を奉安する中心道場であり、秘仏・御本尊は60年に一度、丙寅の年に御開扉されるそう。
「阿吽の虎」
寅の月・寅の日・寅の刻に出現した毘沙門天の使いとされます。「あ」から始まり「ん」で終わることから、「阿吽」は宇宙の全てを包含すると考えられるそう!
「金剛床」
宇宙のエネルギーである尊天の波動を感じ、尊天と一体化できるパワースポットとして有名です♪
【御朱印】
本堂内の納経所でいただきました。
続いて、奥の院への参道を進みます。
急登の石段が10分ほど続きます!
「息つぎの水」
牛若丸が天狗に兵法を習うため、深夜に奥の院道を急ぎ登った際、途中で湧水を飲んだ場所と伝わります。
「木の根道」
牛若丸が修行した場所と伝わります。硬い地質のため、杉の根が地下に伸びることができず、地表を這っているそう。
「大杉権現社」
護法魔王尊のエネルギーが高い場所だとか!
「不動堂」
伝教大師・最澄が一刀三礼で刻んだとされる不動明王像を奉安します。
「魔王殿」
護法魔王尊が降臨した磐坐・磐境として崇拝されます。
奥の院道を反対側へ山を下ると、貴船方面に抜けることが出来ます。
続いて、貴船神社へ向かいます。
<鞍馬寺>
住所:京都市左京区鞍馬本町1074
電話:075-741-2003
愛山費:300円
駐車場:周辺の有料Pを利用
公式URL:http://www.kuramadera.or.jp/
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