平成31年2月10日
京都市左京区の「曼殊院門跡」へ。
「曼殊院門跡」(まんしゅいんもんぜき)は、延暦年間(728~806年)伝教大師最澄により鎮護国家の道場として創建され、青蓮院・三千院・妙法院・毘沙門堂と並ぶ天台宗五箇室門跡の一つに数えられます。門跡とは皇族や摂関家の子弟が代々門主となる寺院であり、明応4年(1495年)に伏見宮貞常親王の子・慈運大僧正が入手したことに始まるそう。
また、初代門主の是算国師が菅原家の出身であったことから、菅原道真を御祭神とする北野天満宮との関係が深く、平安時代以降、曼殊院門主は北野天満宮の別当職を歴任したと伝わります。
「山門」
拝観受付にて拝観料を納め、先に御朱印帳を預けておきます。
山門脇の古い看板が面白いですね♪
小さな庭も趣があります。
足元には気を付けましょう!
「大書院」
御本尊:阿弥陀如来をお祀りします。
江戸時代初期の書院建築であり、桂離宮と建築様式が類似しているそう。
大書院から庭園を眺めます。
山間に位置することから、静寂に包まれたいい雰囲気です♪
大書院前には枯山水庭園が広がり、水の流れを表す白砂の中に、鶴島と亀島が配置されます。鶴島の五葉松は、樹齢400年とも言われ、鶴を表現しているとか。
秋の紅葉シーズンには、夜間拝観もあるそうです♪
なお、拝観順路の最後には、長い黒髪の幽霊の掛け軸が唐突に飾られており、赤ちゃんに授乳するリアルな描写に震え上がりました・・・
「写真を撮り帰られますと、後日ご自身に差し障りな事が起こることがあります」とのこと!くれぐれもご注意を!!
【御朱印】
拝観受付にていただきました。
<曼殊院門跡>
住所:京都市左京区一乗寺竹ノ内町42
電話:075-781-5010
拝観料:一般600円、高校生500円ほか、拝観時間:9時~17時
駐車場:50台(無料)
公式URL:https://www.manshuinmonzeki.jp/
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