平成28年10月8日
京都市上京区の「廬山寺」と「清浄華院」へ。
天台圓浄宗大本山「廬山寺」は、天慶年中(938~947年)元三大師良源により、船岡山の南に創建された後、室町時代の応仁の乱など兵火や火事で度々焼失し、天正年間(1573~1593年)豊臣秀吉の寺町建設により現在地に移ったそう。
「元三大師堂」
おみくじの始祖である元三大師良源を祀ります。
拝観料500円を納め、「源氏庭」と「本堂」を拝観♪
「本堂」は、御本尊:阿弥陀如来を祀ります。
「源氏庭」
紫式部が結婚生活を送り、源氏物語を執筆した邸宅が、現在の廬山寺の境内を中心とする場所であったそう。境内には紫式部邸宅址の石碑があります。
源氏物語に描かれた「朝顔」は今の「桔梗」のことらしく、拝観時も可憐な紫の花を見せてくれました♪
【御朱印】
拝観受付でいただきました。
浄土宗大本山「清浄華院」は、貞観2年(860年)清和天皇の勅願により、天台宗の慈覚大師円仁が宮中に禁裏内道場として建立し、当時は円(円教)・密(密教)・戒(円頓戒)・浄(浄土教)の四つの学問を学ぶ四宗兼学の道場であったそう。
また、承安5年(1175年)後白河法皇が法然上人に帰依し、当院を上人に賜ったことから、浄土宗に改められ、以降、念仏道場としての道を歩んだそう。
「御影堂」
御本尊:法然上人をお祀りします。
「泣不動縁起絵巻」
三井寺の智興内供が重病に苦しみ、陰陽師の安倍晴明に占すると、弟子の中で身代わりがいれば代われると言われ、弟子の中で最も若い証空が申し出た。晴明の祈祷により証空が代わりに病を受け、信仰する不動明王に後生を祈ると、不動明王が涙を流し、身代りとして証空の病を引き受けた・・・との絵巻物が残ります。
【御朱印】
寺務所でいただきました。
以上、「廬山寺」「清浄華院」の御朱印でした。
※廬山寺 http://www7a.biglobe.ne.jp/~rozanji/
※清浄華院 http://www.jozan.jp/
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