平成31年4月13日
和歌山県伊都郡かつらぎ町の「丹生都比売神社」へ。
「丹生都比売神社」(にうつひめじんじゃ)は、約1,700年前の創建とされ、御祭神の丹生都比売大神は日本全国の朱砂を支配する一族の女神と伝わります。また、元寇の際、元(モンゴル)襲来の託宣があり、祈祷によって元軍が撤退したことから、鎌倉幕府の崇敬が更に篤くなり、紀伊国一之宮となったそう。
現在も全国88社の丹生神社、108社の丹生都比売神社、180社余の摂末社の総本社として崇敬されます。
丹生都比売大神の御子・高野御子大神は、密教の根本道場の地を求めていた弘法大師の前に、黒と白の犬を連れた狩人に化身して現れ、高野山へと導いたと伝わります。
「外鳥居」
両部鳥居の形式となっており、鳥居に屋根と台輪、前後の稚児脚が付属する独特の形をしています。
「輪橋」
神様が渡られるための神橋であり、反り橋の形状となったのは淀君が寄進したと伝わります。
「鏡池」
不老長寿になった八百比丘尼という尼僧が池にその姿を映し、年老わない自分を嘆いて鏡を投げ入れたと伝わります。
「楼門」
現在の本殿は、室町時代に復興され、一間社春日造では日本一の規模を誇り、楼門とともに重要文化財に指定されているそう。
本殿には、第一殿に丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ)、第二殿に高野御子大神(たかのみこのおおかみ)、第三殿に大食都比売大神(おおげつひめのおおかみ)、第四殿に市杵島比売大神(いちきしまひめのおおかみ)をお祀りします。
(※H31.4.13追記)
翌日の「花盛祭」の準備が行われており、拝殿内では巫女さんに扮した子供達が舞いの練習をしていました。
また、境内は色とりどりの綺麗な花々で飾られていました♪
【御朱印】
授与所でいただきました。
【御朱印帳】
カバーなし、小さいサイズです。
こんな可愛らしい「こうやくん」の自販機もありました♪
<丹生都比売神社>
住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230
電話:0736-26-0102
駐車場:50台(無料)
公式URL:http://www.niutsuhime.or.jp/
丹生都比売神社へは、弘法大師が切り開いた古道「高野山町石道」からも下ることができます。
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