平成30年3月31日
西国三十三所巡礼30日目
前回の続き、JR彦根駅を8時半に出発!
次の西国札所「華厳寺」までは、まだ60kmほどあるので、今日はのんびり進むことに。
駅前の「井伊直政公像」
直政公は彦根初代藩主として、彦根の発展の礎を築きました。
駅前大通りを500mほどで、桜が満開の「滋賀県護国神社」へ!
「滋賀県護国神社」は、戊辰戦争で殉じられた彦根藩の藩士26名をお祀りしたのが始まりとされ、以来、幾多の国難に殉じられた滋賀県出身の御英霊を御祭神としてお祀りします。
「滋賀縣護國神社」の御朱印はこちら↓
神社の目の前は、彦根城のお堀になっており、こちらも桜が満開♪
お堀沿いの「佐和口多聞櫓」は、登城門の正面に位置し、当時は高麗門の内側を鈎の手に曲げて櫓門が築かれた、最強の城門形式「枡形」の構えを取っていたそう。
表門橋を渡り、城内へと入ります。
「彦根城」は、慶長5年(1600年)関ヶ原の戦いで功を上げた彦根初代藩主・井伊直政公が、石田三成の居城・佐和山城を与えられ、18万石の大名となったのち、城を現在地(彦根山)へ移そうとするも2年後に病死したため、直政公の遺志を受け継いだ子らが20年の歳月を費やして、元和8年(1622年)彦根城を完成させたそう。
ひこにゃんがお出迎え♪
城内では、毎日3回登場し、ゆる~いダンスなど可愛らしい姿を見せてくれます。
入城受付からは長~い階段!
「太鼓門・続櫓」
戦時には落とせる「廊下橋」に接続する櫓門部分を中央とし、両坂道に面する多聞櫓の角を二重櫓とする左右対称の形状から、「天秤櫓」とも呼ばれます。
天秤櫓を抜けると、満開の桜♪
太鼓丸からは、天守が見えてきました。
国宝「彦根城天守」
慶長12年(1607年)関ヶ原の戦いの前哨戦を耐え抜いた大津城を移築したとされ、昭和27年に国宝に指定されました。(国宝天守は、彦根・姫路・松本・犬山・松江のみです。)
外観の美しさもさることながら、城内部には隠し部屋(4ヵ所)や鉄砲・矢狭間(82箇所)、櫓内部の防弾性を高めた二重壁など、城本来の軍事的機能も充実しています。
天守からの展望♪
西の丸も満開の桜♪
【御朱印】
入城受付でいただきました。
<彦根城>
住所:滋賀県彦根市金亀町1-1
電話:0749-22-2742
入城料:一般800円・小中学生200円(彦根城・玄宮園)
入城時間:8時半~17時
駐車場:周辺の観光Pを利用(1日400円)
公式URL:http://www.hikoneshi.com/jp/castle/
黒門を出て、「玄宮園」を散策♪
下屋敷・槻御殿に伴う後園として、江戸前期に作庭された池泉回遊式庭園だそう。
城をあとに、お堀前の「さわ泉」さんで休憩。
焼きたてのみたらし団子をいただきます♪
駅前に戻る途中、「井伊家ゆかりの社寺巡り」の第1番札所「大師寺」へ。
「大師寺」は、昭和6年(1931年)真浄法尼により開山され、彦根における弘法大師信仰の発祥寺院として、「彦根駅前の弘法さん」として親しまれます。
「大師寺」の御朱印はこちら↓
線路と国道8号線を渡り、「天寧寺」へ。
「天寧寺」は、文政2年(1819年)井伊直弼の父・直中公が、自分の過失で手打ちにした腰元と初孫の菩提を弔うため、寂室堅光禅師の勤めで発願建立し、五百羅漢を安置したと伝わります。
「天寧寺」の御朱印はこちら↓
国道8号線を進み、
佐和山トンネルを抜けて、
鳥居本駅をこえてからは、中山道へ入ります。
銃器を使用しますので、十分ご注意下さい・・・無理では??
磨針峠には「望湖堂跡」があり、江戸時代に峠を行き交う旅人が、この茶屋で絶景を楽しみながら「するはり餅」を食べたと伝わります。
名神高速沿いを進むと、
雄大な伊吹山が近づいてきます。
満開の桜を見ながら、
中山道の数々の宿場跡を通ります。
気温も17度まで上がり、半袖でもよい陽気に♪
色鮮やかな菜の花♪
電車とのコラボを期待し、5分待つも空振り・・・
最後は中山道・柏原宿へ。
本日は14時すぎに、JR柏原駅で終了!
1時間に2本の電車に5分間に合わず、菜の花での5分待機がここで効いてくるとは(笑)
次回は、いよいよ西国最後の第33番札所「華厳寺」へ!
平成30年3月31日(Day30:24km、これまでの歩行距離1181km)
(Day31へつづく)
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