令和元年10月26日
大阪市天王寺区の「一心寺」へ。
「一心寺」は、文治元年(1185年)浄土宗を開いた法然上人が、この地の四間四面の草庵「荒陵の新別所」で「日想観」を修せられたことが由来とされます。
また、慶長5年(1600年)関ヶ原の戦いの年には、徳川家康公の八男・仙千代君の葬儀が一心寺にて営まれたため、家康公との結びつきが強くなり、慶長19年(1614年)大坂冬の陣では家康公の本陣が当地に置かれたそう。
「仁王門」
平成9年の第12期お骨佛開眼大法要にあわせて、2年をかけて建立されたそう。こんな近代的な山門は見たことがありません!
彫刻家・神戸峰男氏による仁王尊は、約5mもの阿吽の青銅像であり、心の邪心を戒め、世の乱れを睨んでいるそう。
また、扉の4人の天女は、画家・秋野不矩氏の原画を神戸氏が浮彫りしたそう。
「手水舎」
「念佛堂」
「開山堂」
「お骨佛堂」
宗派を問わず納められてご遺骨は、10年分をまとめてお骨佛(遺骨で造られる阿弥陀如来)が造立され、「お骨佛の寺」として親しまれます。
「納骨堂」
「大本堂」
江戸時代末期より、年中無休で施餓鬼法要を行う「おせがきの寺」として賑わってきたそう。残念ながら工事中でした・・・(2019年末完成予定)
【御朱印】
寺務所でいただきました。
「日想観」とは「観無量寿経」に説かれる修法で、夕陽を見ながら極楽浄土を観想する16観の初観とされます。
<一心寺>
住所:大阪市天王寺区逢阪2-8-69
電話:06-6771-0444
駐車場:周辺の有料Pを利用
公式URL:http://www.isshinji.or.jp/
🌸大阪の【御朱印】まとめ
<楽天広告>