平成29年1月3日
三重県多気郡多気町の「神宮寺成就院」へ。
「神宮寺成就院」は、宝亀5年(774年)弘法大師の師匠・勤操大徳が開山され、弘仁4年(813年)弘法大師が来山した際、師匠の開創と知り、高野山開創に先立ち、七堂伽藍を建立されたそう。地元では「丹生大師」として親しまれています。
また、この地は古くから「丹生水銀」の産出地として知られ、東大寺大仏にも使われるなど、その頃の日本の水銀の殆どを採掘していたそう。
「仁王門」
「仁王像」
池に「仁王門」が映って鏡のようでした♪
まるであちら側にも同じ世界がありそうですね!
「鐘楼」
「護摩堂」
御本尊:不動明王像をお祀りします。
「薬師堂」
御本尊:薬師如来像をお祀りします。
「本堂」(観音堂)
御本尊:十一面観音像をお祀りします。
「回廊」
外敵防護の施設と伝えられ、県下唯一だそう。
内部はこんな感じ。横幅は狭いです。
「回廊」を登ると、
カッコいい龍が!
「大師堂」
御本尊:弘法大師像は、弘法大師が42歳の頃、寺院内の池に御姿を写し、自ら刻んだ自画像だそう。
「文殊堂」
御本尊:文殊菩薩をお祀りし、智恵と学問の仏として信仰されます。
「愛宕大権現」
「大師堂」脇から山道を登ると、火難守護神の「愛宕大権現」があり、3歳までに参ると一生大火に合わないそう。
【御朱印】
寺務所でいただきました。
三重四国八十八ヶ所第75番札所
他にも、西国薬師49や東海不動尊36、伊勢四国33の御朱印もあります。
次いで、隣接する「丹生神社」へ。
「丹生神社」は、継体天皇16年(523年)の鎮座とされ、聖武天皇が東大寺大仏殿の建立の際、水銀の産出を祈ると忽ち湧出したため、「丹生明神」と名付けられたそう。
また、嵯峨天皇が「降雨を祈れば霧雨、晴れを祈れば晴れた」との故事から、祈雨・祈晴の神とされます。
「鳥居」
「拝殿」
御祭神:埴山姫命・水波賣命ほか十六柱をお祀りします。
社務所が閉まっており、御朱印をいただけるかは不明です。
帰りに、伊勢相可名物のまつかさ餅「長新」へ。
高校生レストランで有名な「相可高校」の近くにあります。
まつかさ餅は、もち米の粒をまぶしたお餅の中に黒糖餡が入っており、絶妙な触感とやさしい甘さが楽しめる逸品です♪
時間が経つと固くなるので、なるべく早く食べることをお勧めします。
<神宮寺成就院(丹生大師)>
住所:三重県多気郡多気町丹生3997
電話:0598-49-3001
駐車場:無料Pあり
公式URL:http://www.ma.mctv.ne.jp/~jr2uat/daisi/daisi.htm
<まつかさ餅「長新」>
公式URL:http://matsukasamochi.la.coocan.jp/
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