平成28年11月20日
京都山科・紅葉の旅は、「毘沙門堂」に続いて「醍醐寺」を参拝。
世界遺産「醍醐寺」は、貞観16年(874年)聖宝理源大師が上醍醐山上で地主横尾明神の示現により、醍醐水の霊泉を得て小堂宇を建立し、准胝・如意輪の両観音像を安置したことに始まるそう。
「山門」
拝観受付で下醍醐の伽藍・三宝院・霊宝館の3か所共通拝観料を納めて、まずは「三宝院」へ。
表書院から見られる庭園は、慶長3年(1598年)豊臣秀吉公の醍醐の花見を契機に、自ら基本設計をしたと言われます。
苔や木々の緑、紅葉の赤、水面の青のコントラストが見事ですね♪
【御朱印】
大玄関受付にていただきました。
次いで、広大な伽藍エリアへ。
「仁王門」
慶長10年(1605年)豊臣秀頼公により再建され、平安後期に仏師勢増・仁増により造られた仁王像が祀られます。
「金堂」
醍醐寺の御本尊:薬師如来坐像をお祀りします。
延長4年(926年)醍醐天皇の勅願により創建され、永仁・文明年間に2度の焼失に遭うも、慶長5年(1600年)豊臣秀頼公により完成したそう。
「五重塔」
醍醐天皇の御冥福をお祈りするため、承平6年(936年)第一皇子・朱雀天皇が着工し、天暦5年(951年)第二皇子・村上天皇が完成させたそう。
高さ約38mのうち、屋根上の相輪は約13mもあり、京都府で最も古い木造建築物だとか。
「不動堂」
御本尊:不動明王をはじめ、5体の明王をお祀りします。
西国三十三所札所「観音堂」
醍醐天皇一千年御忌を記念し、昭和5年(1930年)山口玄洞居士の寄進により増築され、観音堂を中心とした林泉・弁天堂・鐘楼・伝法学院等を総称して「大伝法院」と呼ばれるそう。
札所御本尊:准胝観世音菩薩は、特に「子授け」の観音様として信仰されます。
お堂脇には見事な色彩の紅葉と、もみじの絨毯が♪
【御朱印】
観音堂内の授与所でいただきました。
西国巡礼の札所で紅葉シーズンが重なったからか、100人位の長い行列ができており、まさかの40分待ちでした!
でも、書き手さんが1枚を十数秒で仕上げる早技にびっくり!!
醍醐寺御本尊「薬師如来」
近畿36不動霊場「五大力尊」
役行者霊蹟札所「神変」
「観音堂」近くの「弁天堂」も紅葉スポットとして有名で、多くのカメラマンに交じって写真撮影!
水面に映る紅葉に思わず見とれます♪
我ながらキレイに撮れたかなw
上醍醐の登山道は次回のお楽しみに・・・
次の目的地「随心院」へ向かう途中で、おいしそうな大福のお店を発見♪
みかんが丸ごと入ってたり、マスカットやコーヒー味、栗餅もあり、どれも食べてみたくなります。個人的には一番人気のコーヒー大福が気に入りました♪
次回は、小野小町ゆかりの「隨心院」をアップします。
<醍醐寺>
住所:京都市伏見区醍醐東大路町22
電話:075-571-0002
公式URL:https://www.daigoji.or.jp/
🌸京都の【御朱印】まとめ(お寺編)
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