洛陽三十三所観音巡礼⑪
前回の第27~28番札所に続いて、第29~31番札所を紹介します。
第29番札所「福勝寺」
弘法大師により河内国に創建されるも衰退し、正嘉年間(1257~59年)覚済僧正により京都に再建されました。後西天皇の勅願を受け、願い成就後、左近桜を下賜されたため、桜寺とも呼ばれます。
御本尊:聖観音菩薩を祀ります。
【御朱印】
寺務所でいただきました。
第30番札所「椿寺地蔵院」
神亀3年(726年)行基菩薩が、聖武天皇の勅願により一宇を創建したのが始まりだそう。
また、豊臣秀吉が北野大茶会の縁により五色八重散り椿を献木したため、椿寺とも呼ばれます。
御本尊:十一面観音菩薩像は、平安初期の慈覚大師作と伝えられます。
【御朱印】
寺務所でいただきました。
第31番札所「東向観音寺」
延暦25年(806年)桓武天皇の勅願により、藤原小黒麿らが皇城鎮護のため建立したそう。
また、幼い頃の菅原道真公が勉学に励んだ場所と伝えられ、応和元年(961年)菅原道真公作の十一面観世音菩薩を請来し、安置したそう。
本堂が東を向くことから東向観音と呼ばれ、元は東向・西向の両堂があったが、応仁の乱などで焼失し、東向観音堂のみ再建されたそう。
【御朱印】
寺務所でいただきました。
(第32番札所「廬山寺」【洛陽⑫】へつづく)
洛陽三十三所観音巡礼(公式) http://www.rakuyo33.jp/index.shtml
第29番札所「福勝寺」
第30番札所「椿寺地蔵院」ブログ http://jizouin.exblog.jp/
第31番札所「東向観音寺」 http://www.higasimukikannon.sakura.ne.jp/
🌸京都の【御朱印】まとめ(お寺編)
🌸京都の【御朱印】まとめ(洛陽三十三所観音巡礼編)
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