平成31年3月23日
京都府八幡市の「石清水八幡宮」へ。
「石清水八幡宮」は、貞観元年(859年)南都大安寺の僧・行教和尚が豊前国・宇佐八幡宮に籠った際、八幡大神の御託宣により、男山に御神霊を奉安したのが始まりとされます。また、承平・天慶の乱や元寇等の際には、国家の危急を救う神として崇敬を受けたほか、武家の守護神として源氏の信仰が篤かったそう。
なお、当社が鎮座する男山は、木津川・宇治川・桂川の三川が合流して淀川となる地点を挟んで天王山と対峙する位置にあることから、古くから交通の要所とされ、「やわたのはちまんさん」の名で親しまれます。
「一の鳥居」
紺地に金文字の扁額は、元は長徳年間(995~999年)一条天皇の勅により平安の三蹟と称えられる藤原行成が筆を執ったもので、現在の額は元和5年(1619年)寛永の三筆と称された松花堂昭乗が行成筆跡の通りに書写したものだそう。
「頓宮」
回廊に囲まれた頓宮では、毎年9/15に三大勅祭(※)の一つ「石清水祭」が開催され、山上の御本殿より御神霊が遷されます。
※三大勅祭:他に葵祭(京都)・春日祭(奈良)
摂社「高良神社」
貞観2年(860年)行教和尚による創建とされ、吉田兼好の「徒然草」には、仁和寺の法師が山麓の極楽寺・高良神社を本宮と勘違いし、山上まで上がらずに帰ってしまったとの逸話が残ります。また、江戸中期に郷民が高良大明神を氏神として始まった祭りは、「太鼓まつり」として現在に伝わります。
二の鳥居脇から始まる「裏参道」は急登です!
「二の鳥居」
二の鳥居をくぐる「表参道」は七曲りを越えて、
延々と登り続けます!
「三の鳥居」
「手水舎」
「南総門」
門から社殿を見ると少し斜めを向いており、参拝者が帰る際、御祭神に対して真正面に背を向けない工夫とされます。
「拝殿」
御祭神:応神天皇・神功皇后・比咩大神をお祀りします。三座の神々を総称して八幡三所大神(八幡大神)とも称され、古来より国家鎮護・厄除開運・必勝・弓矢の神として篤く信仰されます。
エジソンの絵馬もありました。
エジソンが男山周辺の真竹「八幡竹」をフィラメントとして用いた電球は、平均1,000時間以上も長持ちし、十数年間の間、アメリカの街灯を照らしていたそう!
境内では桜も咲き始めていました♪
【御朱印】
授与所でいただきました。
鳩文字の「八」が可愛らしいですね♪
高良神社の御朱印もいただけます!
<石清水八幡宮>
住所:京都府八幡市八幡高坊30
電話:075-981-3001
駐車場:山麓P 500円、山上P 無料(共に数十台あり)
公式URL:http://www.iwashimizu.or.jp/
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