令和4年10月8日
石川県河北郡津幡町の「倶利迦羅不動寺」へ。
「倶利迦羅不動寺」は、養老2年(718年)中国から渡来したインドの高僧・善無畏三蔵法師が倶利迦羅不動明王の姿を彫刻した尊像を奉安されたことが始まりと伝わります。
また、弘法大師空海を宗祖とする高野山真言宗の別格本山であり、かつては弘法大師創建と伝えられる七寺伽藍と一二ヶ寺の塔頭寺院が建立されたそう。
明治の神仏分離令により一時は廃寺となりましたが、現在は「山頂本堂」と「西之坊鳳凰殿」が再建されています。
まずは、「西之坊鳳凰殿」へ。
平成10年(1998年)かつての伽藍の復興事業の一つとして、鳳凰殿が建築されました。
樹齢千年を超える檜を用いた左右75mの木造建築は圧巻の大きさです。
主殿の両脇に右・左翼殿・・・大きすぎて写真に入り切りません!
「手水」
「庭園」
広い庭園は、手入れが行き届いています。
これから紅葉の時期も綺麗でしょうね♪
「右翼殿」(不動堂)
高野山より勧請した御本尊:波切不動尊をお祀りし、交通安全や災難除が祈願されます。
「左翼殿」(阿弥陀堂)
御本尊:阿弥陀如来のほか、脇仏には勢至菩薩・観音菩薩をはじめとする諸眷属がお祀りされます。
「主殿」(三仏堂)
御本尊:不動明王を中心に、薬師如来・千手観音などが奉安されます。
屋根には金色の鳳凰が羽を休めます♪
【御朱印】
信徒会館内の売店でいただきました。
この他にも、紅葉の限定御朱印や切り絵御朱印などがありました。
20cm角ほどの御朱印せんべい(350円)も販売しています。
せんべいというよりは、薄味のクッキーに近い食感ですね♪
以前いただいた御朱印です。
【御朱印帳】
カバーなし、小さいサイズです。
夕陽に染まる鳳凰のシルエットがカッコいいですね!
次いで、狭くて細いくねくね道を通って「山頂本堂」へ。
度重なる災厄により、明治以降は本堂がなかったものの、昭和24年(1949年)に高野山管長・金山穆韶大僧正の参詣が契機となり、卯辰山(金沢)の了願寺・忠魂祀堂を移築し、本堂とされたそう。
「五重之塔」
高さ約8mの塔からは、砺波平野が一望できます。
「本堂」
弘法大師が奉安したと伝わる倶利迦羅不動明王をはじめ、阿弥陀如来、聖観音菩薩、毘沙門天、善無畏三蔵法師、弘法大師など多数の仏様をお祀りします。
「絵馬」
【御朱印】
本堂でいただきました。
以前いただいた御朱印です。
不動明王のポストカードも授与いただきました。
つまらない欲のために大切なものを見失ってはいけない・・・
肝に銘じておかねば!!
<倶利迦羅不動寺>
住所:石川県河北郡津幡町竹橋ク128
電話:076-288-1828
公式URL:https://www.kurikara.or.jp/
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