令和2年3月30日
京都市右京区の「天龍寺」へ。
臨済宗天龍寺派大本山「天龍寺」は、京都屈指の観光地・嵯峨嵐山に位置し、暦応2年(1339年)後醍醐天皇の菩提を弔うため、足利尊氏を開基、夢窓疎石を開山として創建されたそう。
なお、造営に際しては、尊氏や光厳上皇が荘園を寄進するも造営費用が足りず、元寇以来途絶えていた元との貿易再開の利益を充てることが計画され、この「天龍寺船」により造営費が賄われたと伝わります。
「総門」
「中門」
「法堂」
御本尊:釈迦三尊像のほか、開山・夢窓国師や開基・足利尊氏の木像が安置されます。
元治元年(1864年)の兵火で焼失するも、明治に江戸後期建立の雲居庵禅堂を移築したそう。
法堂天井には、平成9年(1997年)開山・夢窓国師650年遠諱記念事業として加山又造画伯により「雲龍図」が描かれ、直径9mの八方睨みの龍に圧倒されます!
「庫裏」
こちらの拝観受付にて拝観料を納めます。
「方丈」
御本尊:釈迦如来像をお祀りします。
方丈からは、美しい曹源池と庭園を眺めることができます♪
「曹源池」
開山・夢窓国師の作庭と伝わる池泉回遊式庭園であり、国師が池の泥をあげた際、池中から「曹源一滴」と記された石碑が現れたことから名付けられたそう。
「小方丈」(書院)
書院には達磨の掛け軸が飾られていました。
小方丈から渡り廊下を進むと、多宝殿へと続きます。
多宝殿からは、見事な枝垂桜を眺めることができます♪
「平和観音」
開山・夢窓国師の母が観音菩薩の霊夢を蒙り、国師を産んだことから、国師は常に観音菩薩を信仰し、念持佛としたと伝わります。
中国より伝来したこの観音像は、南北両朝の和平に尽くした国師に因み、平和観音と称されたそう。
「百花苑」
文字通り季節に応じた、色とりどりの花々が咲き誇ります♪
【御朱印】
売店内の授与所でいただきました。
<天龍寺>
住所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
電話:075-881-1235
参拝時間:8時半~17時
参拝料:庭園500円(+諸堂300円)、法堂(雲龍図)500円
駐車場:100台(1回1000円)
公式URL:http://www.tenryuji.com/
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