平成29年2月25日
奈良県大和郡山市の「矢田寺」へ。
「矢田寺」は、今から約1300年前、大海人皇子(後の天武天皇)が壬申の乱の戦勝祈願のため矢田山に登られ、即位後の白鳳4年(664年)智通僧上に勅せられ、七堂伽藍48ヵ所坊を造営されたのが開基とされます。
正式には矢田山金剛山寺と称し、日本最古の延命地蔵菩薩を安置することから、地蔵信仰の中心地として「矢田のお地蔵さん」と親しまれています。
塔頭4ヶ坊でそれぞれ御朱印がいただけます。
「山門」
長い階段を登っていきます。
「カンカン地蔵」
塔頭「大門坊」
弘法大師が矢田寺に登られた際、不動明王を図写し国家安穏・万民豊楽の誓願をたてて留錫され「三大秘密教門院」と命名したそう。
また、古くから容真御流華道の家元として華道研究も盛んだとか。
「千佛堂」
全国各地より奉納された一千体の地蔵尊が安置されます。
「聖天堂」(矢田聖天)
江戸中期の高僧・慈雲尊者により、宝暦年間に勧請された大聖歓喜天を祀ります。
「手水」と「絵馬」
【御朱印】
千佛堂内でいただけます。
塔頭「念佛院」
紫陽花の季節には、お茶の席が設けられ、抹茶と和菓子がいただけるそう。
【御朱印】
寺務所でいただけます。
「みそなめ地蔵」
大昔、近在の農婦が自家製味噌の味が悪くなり困っていると、夢にお地蔵様が現れて「味噌を食べさせてくれたら良い味にしてやろう」と告げた。
翌朝、矢田寺の参道に夢で見たお地蔵様があり、味噌を口許に塗ると味が良くなったとの言い伝えがあるそう。
「講堂」
「春日社」
次いで、本堂へ向かいます。
(【矢田寺②】につづく)
<矢田寺>
住所:奈良県大和郡山市矢田町3549
電話:0743-53-1445
駐車場:境内(南入口)は無料
公式URL:http://www.yatadera.or.jp/index.html
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