平成28年9月3日
京都市左京区の「金戒光明寺」へ。
「金戒光明寺」は、浄土宗の大本山であり、承安5年(1175年)法然上人が43歳の時、比叡山山頂の石の上で念仏を唱えると、紫雲全山にみなぎり光明があたりを照らしたことから、比叡山の黒谷を下りて、この地に草庵を結ばれたのが始まりとされ、「くろ谷さん」の愛称で親しまれます。
「山門」
万延元年(1860年)に建立され、楼上正面には後小松天皇宸翰の「浄土真宗最初門」の勅額が掲げられます。
「御影堂」
昭和19年に堂内の光線と音響に細部の注意を凝らして再建され、法然上人75歳の御影が奉安されます。また、徳川秀忠公菩提のため、三重塔に安置されていた運慶作の文殊菩薩も遷座されています。
境内を散策すると、蓮の花が♪
そして、いよいよ「アフロ大仏」とご対面!
「アフロ大仏」こと「五劫思惟阿弥陀仏」(ごこうしゆいあみだぶつ)は、頭髪(螺髪)がかぶさるような非常に大きな髪型が特徴的で、まるでアフロのように見えます。
「無量寿経」というお経によると、阿弥陀仏が法蔵菩薩という名で修行中の時、五劫の間、ひたすらに思惟をこらして修行した「五劫思惟」のお姿を現しているそうです。
「一劫」=「四十里(約160km)立方の大岩に天女が3年に一度(100年の説も)舞い降りて羽衣で撫で、その石がついに無くなるまでの時間」のことで、五劫はその5倍、つまり気の遠くなる時間を修行した結果、髪の毛が伸びて螺髪が積み重なったとのこと。
自分の髪が伸び放題になるまで、人々のために修行されているとはありがたいですね。
【御朱印】
御朱印は御影堂内の志納所にていだたきました。
「五劫思惟」の御朱印にはアフロ大仏の朱印が♪
おみやげにはこんなカラフルな金平糖も♪
<金戒光明寺>
住所:京都市左京区黒谷町121
電話:075-771-2204
駐車場:30台(黒谷駐車場:60分400円)
公式URL:http://www.kurodani.jp/
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