令和5年1月9日
三重県鳥羽市の「神明神社」へ。
「神明神社」は、創立年代は不詳ですが、神明八幡宮として造営され、明治に境内諸社及び千賀神社・堅子神社・畔蛸神社などを合祀し、神明神社となったそう。
現在は、相差の氏神様として、天照大御神を始め26柱の神々がお祀りされ、古くから海女さんが篤く信仰し、安全大漁が祈願されてきました。
「鳥居」
「盃状穴」
この手水鉢には文政4年(1821年)の銘があり、周りに大小約30の穴が穿かれているそう。
「手水舎」
手水も綺麗に飾られていました♪
境内には、何かと案内看板が多くて分かりやすいです。
様々な神様の萌え系案内も♪
「三吉稲荷大明神」
京都の伏見稲荷大社より勧請された社であり、御祭神:倉稲魂命(宇迦之御魂大神)をお祀りし、農業・漁業や商売繁盛の御利益があるそう。
日本書紀によると、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)は、いざなぎ命といざなみ命が飢えて気力がない時に生まれたため、食を要することから食物の神様(女神)とも言われます。
「石神さん」
神明神社の末社の一つ「石神社」は、女性の神様・玉依姫命を祀り、古来、地元の海女さん達が安全大漁を祈願してきたことから、「石神さん」として親しまれ、女性の願いなら一つだけは必ず叶えてくださるそう!
そして、願いが叶ったらお礼参りをすると、もう一度お願い事ができるとか♪
玉依姫命(たまよりひめのみこと)は海の神様・綿津見神の娘であり、初代天皇・神武天皇の母とされます。
タマ(=神霊)ヨリ(=人間に憑く)というお名前は、神霊が憑依する巫女を表し、女性の願いを叶えてくれる美しい神様だそう♪
「鳥居」
「本殿」
正式な参拝方法は、まず本殿をお参りしてから、石神さんへ向かいます。
伊勢神宮と同じく、天照大御神をお祀りします。
「長寿の館」
御神木の楠木(枯木)を祀り、元は周囲14.7mあったとの文献も残るそう。
郷人の長寿の守りとして、覆屋社を建てて永く保存されています。
【御朱印】
授与所で書置きをいただきました。
以前いただいた御朱印です。
【御朱印帳】
カバーなし、小さいサイズです。
御朱印帳にも描かれた星と格子縞のマークは、ドーマン・セイマンと呼ばれ、伊勢志摩の海女さん達が魔除けとして用います。
星(セイマン)は、一筆書きで必ず同じ場所に戻ってくること、格子縞(ドーマン)は、悪魔が入る隙がないことを表し、セーマンは陰陽師・安倍晴明、ドーマンはそのライバル・蘆屋道満から名付けられたとか。
<神明神社>(石神さん)
住所:三重県鳥羽市相差町1385
電話:0599-33-7453
駐車場:数箇所の無料Pあり(数十台)
公式URL:https://ishigamisan-shinmei.com/
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