令和元年9月22日
奈良県生駒郡斑鳩町の「法隆寺」へ。
「法隆寺」は、推古天皇9年(601年)聖徳太子がこの地に斑鳩宮を造営され、推古天皇15年(607年)頃に亡父・用明天皇のために寺を建立されたのが始まりとされます。
また、推古天皇30年(622年)太子が薨去された後、蘇我入鹿の軍勢により太子一族は滅亡し、法隆寺も一屋残さず焼失したものの、奈良時代初頭までには中心伽藍が復興されたと伝わります。
「南大門」
永享10年(1438年)に再建された三間一戸の八脚門(国宝)だそう。
「参道」
「手水舎」の龍
「三経院」
鎌倉時代の建築と伝わり、聖徳太子が勝鬘経・維摩経・法華経の三つの経典を注釈された「三経義疏」に因んで称されたそう。
「中門」
西院伽藍の入口として、エンタシスの柱など壮麗な飛鳥時代の建築様式を今に伝えます。
パルテノン神殿と同じく、柱の上下が細くなったエンタシスの柱が用いられます。
「金堂」
西院伽藍最古とされる飛鳥時代の国宝建造物であり、御本尊:釈迦三尊像・薬師如来像・阿弥陀三尊像ほかをお祀りします。
「五重塔」
飛鳥時代に建築された日本最古の塔と伝わり、心柱の基礎には仏舎利が納められます。
「大講堂」
正暦元年(990年)の再建と伝わり、御本尊:薬師三尊像をお祀りします。
「聖霊院」
鎌倉時代の建築と伝わり、御本尊:聖徳太子像が安置されます。
御朱印はこちらで授与いただけます。
「夢殿」
奈良時代に建築された東院伽藍の本堂であり、聖徳太子の等身像とも伝わる御本尊:救世観音像をお祀りします。聖徳太子の斑鳩宮の跡に位置することから、太子信仰の聖地とされます。
【御朱印】
聖霊院内の授与所でいただきました。
聖徳太子の十七条憲法第一条である「以和為貴」(和を以て貴しと為す)が書かれます。
<法隆寺>
住所:奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
電話:0745-75-2555
拝観料:一般1,500円、小学生750円
拝観時間:8時~17時(冬季~16時半)
駐車場:周辺有料Pを利用
公式URL:http://www.horyuji.or.jp/
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