令和2年11月13日
三重県伊勢市の「金剛證寺」へ。
「金剛證寺」は、垂仁天皇の御代に朝熊山の麓、五十鈴川のほとりに伊勢神宮の御社が鎮座された後、欽明天皇の御代に暁台上人が朝熊山に庵を建てて修法せられたのが始まりとされます。その後、聖武天皇が伊勢神宮の鬼門鎮護のため、虚空蔵菩薩、明星天子などをお祀りになり、両宮の内院として指定されたそう。
また、江戸時代より「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊かけねば片参り」とうたい継がれます。
「仁王門」
「手水舎」の龍
「連間の池」と「連珠橋」
弘法大師が掘った池と伝わり、寛文12年(1672年)に創建された連珠橋を境として、此岸(迷いの世界)と彼岸(悟りの世界)が表されるそう。
「おちんこ地蔵尊」
何やら見えていますが、子宝を授けてくださるそう。
「鐘楼」
「矢負地蔵尊」
徳川五代将軍綱吉公の母・桂昌院による寄進と伝わり、人の危難をお救い下さるそう。
「厄除け六地蔵尊」
重軽地蔵尊とも呼ばれ、お地蔵様を持ち上げて静かに置き、左へ3回まわしながら御真言を3回唱え、祈念の後、再度お地蔵様を持ち上げた際、最初より軽く感じたら願いが成就するそう。
「開山堂」
暁台上人による草創、弘法大師による開山と伝わります。
「明星堂」
伊勢神宮の鬼門除けのため、明星天子をお祀りします。明星は「日」「月」「星」の三字からなり、三光天子とも称され、国土安穏・智慧成就が祈願されます。
「福丑」
頭上に福の神・大黒様を頂いた福丑に触れると、心清く、意志堅固となり、福徳智慧増進や身体健康の御利益があるそう。
「智慧寅」
御本尊:虚空蔵大菩薩の広大な智慧を戴いた寅の像として、一視同仁の慈愛と威徳を授けてくださるそう。
「本堂」
御本尊:虚空蔵菩薩坐像をお祀りし、日本三大虚空蔵菩薩の第一位として、福徳・威徳・智徳の三徳の御利益があるそう。
【御朱印】
本堂内でいただきました。
続いて「奥之院」へ向かいます。
奥之院は、正式には「呑海院」と称されます。
「極楽門」
この門をくぐると仏様の慈悲により、極楽浄土へ往生できるそう!
「卒塔婆」の供養林
霊峰・朝熊岳の山中には死者の霊が集まる「他界」があるとされ、卒塔婆を建て、亡き人の追善菩提を弔う慣習が引き継がれてきたそう。
「本堂」
御本尊:地蔵菩薩をお祀りします。
【御朱印】
奥之院の寺務所でいただきました。
<金剛證寺>
住所:三重県伊勢市朝熊町548
電話:0596-22-1710
駐車場:数十台あり(無料)※有料の伊勢志摩スカイライン内
🌸三重の【御朱印】まとめ
<楽天広告>