令和5年9月10日
静岡県周智郡森町の「小國神社」へ。
「小國神社」は、神代の時代の創祀とされ、延宝8年(1680年)の社記によれば、人皇第29代欽明天皇の御代16年(555年)に本宮峯(本宮山)に御神霊が鎮斎された後、都より勅使が遣わされ、山麓約6kmの現在地に社殿を造営し、正一位の神階が授けられたと伝わります。
以来、延喜7年(907年)の延喜式では式内社に列せられるなど、千年以上の由緒ある社として、中世の武将を始め、朝野の崇敬が極めて篤かったそう。
「一の鳥居」
「参道」
「手水舎」
「事待池」
本殿に詣でて願掛けをした後、心願成就すれば池に鯉を放ったため「ことまち池」と呼ばれたと伝わります。
また、森町の銘陶・森山焼四家の陶房の協力により、特色ある陶器片を集めて比売神様への掛け橋が作られたそう。
「因幡の白兎」の神話で有名な大国様をお祀りします。
「全国一宮等合殿社」
境内各所に祀られていた全国一宮の御祭神など、54社の神々を合祀します。
御神木「大杉」の根株
樹齢千年とも伝わる大杉であったが、残念ながら昭和47年の台風で倒れたそう。
「二の鳥居」
「家康公立ちあがり石」
元亀3年(1572年)徳川家康公が三方ヶ原合戦の開運を祈願し、次いで天正2年(1574年)犬居城攻略の際にはこの石に腰掛けて休まれたと伝わります。以来、人生の再起を祈願し、石に腰掛ける人も少なくないそう。
おみくじが一列に並びます!
「大宝槌」
「ひょうの木」
木の葉に「まゆ型」の穴のある殻は、風が吹くと「ひょう」という音が出るそう。
また、御祭神の大国様が「ひょうの笛」を吹くと、美しい音色に感銘を受けた女神が現れ、契りを結んだという言い伝えが残るため、恋愛・人間関係・仕事など様々な縁結びの御神木として信仰されます。
「拝殿」
御祭神:大国主命(おおくにぬしのみこと)をお祀りし、国土経営・諸業繫栄・夫婦和合・縁結び・厄除けなど様々な御神徳があるそう。
また、「因幡の白兎」の神話でよく知られ、赤裸にされた兎を助けた心優しい神様として「大国様」とも呼ばれ親しまれます。
御利益がありそうな絵馬ですね♪
【御朱印】
授与所でいただきました。
以前いただいた御朱印です。
<小國神社>
住所:静岡県周智郡森町一宮3956-1
電話:0538-89-7302
駐車場:約900台(無料)
公式URL:http://www.okunijinja.or.jp/
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