平成28年11月23日
関西花の寺25ヶ所霊場の一つ「石光寺」(奈良県葛城市)へ。
「石光寺」(せっこうじ)は、天智天皇の頃(670年頃)夜な夜な霊光を放つ場所を掘ると弥勒三尊の石像が現れたため、勅願により堂宇が建立されたと言われており、役の行者が開山となり弥勒如来を御本尊として祀ったのがはじまりだそう。
「山門」
「想観の沙」
手前が方形、後方が円形になっています。
「方形」すなわち四角の物体は、一見強く安定した形に見えるものの、崩れやすく欠けやすい「私たちの姿・世界」をあらわし、「円形」すなわち球体は、絶対であり壊れない「悟りの世界」をあらわしているそうです。
「本堂」をお参りして、庭園を散策。
4~5月の「ぼたん」と「しゃくやく」で有名ですが、完全に季節外れ・・・
でも、可憐な2輪の花が咲いていてくれました♪
「中将姫伝説」
聖武天皇の御代に右大臣藤原豊成の娘・中将姫が継母いじめに耐えかねて、17歳で當麻寺に出家すると霊感を得て、この井戸水で洗い清めた蓮の糸が五色に染まり、2人の化尼(菩薩の化身)の助けもあり、一夜のうちに阿弥陀浄土図(當麻曼荼羅)を織り上げたと伝わります。
【御朱印】
拝観受付でいただきました。
力強い書体ですね!
「石光寺」へは、4~5月の花の時期にまたお参りしたいと思います。
<石光寺>
住所:奈良県葛城市染野387
電話:0745-48-2031
駐車場:無料Pあり
公式URL:http://sekkouji.or.jp/
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