平成29年9月18日
奈良県桜井市の「談山神社」へ。
「談山神社」は、蘇我蝦夷と入鹿親子の政治を憂えた中臣鎌足が、飛鳥の法興寺(現在の飛鳥寺)の蹴鞠会で中大兄皇子と出会い、皇極4年(645年)2人が多武峰の山中にて「大化改新」の談合を行ったため、この山が「談い山」「談所ヶ森」と呼ばれたことが社号の起こりだそう。
「鳥居」
「手水舎」の龍
参道の長い階段を登り、
途中から左に迂回すると、城壁のような石垣が現れます。
末社「総社拝殿」
寛文8年(1668年)に造営され、全国屈指の総高3mの福禄寿大神を祀り、福(幸福)禄(金運)寿(長寿)の御利益があるそう。
「神廟拝所」
白鳳8年(679年)定慧和尚が父・鎌足公供養のため創建した妙楽寺の講堂であったそう。
「十三重塔」
白鳳7年(678年)父・鎌足公の追福のため、子の定慧・不比等により建立されたそう。現存の塔は、享禄5年(1532年)の再建で、木造十三重塔としては世界唯一だとか!
摂社「東殿」(恋神社)
元和5年(1619年)造替の本殿を寛文8年(1668年)に移築し、縁結びの神として信仰される鏡女王を祀ります。
「むすびの岩座」
岩を撫でて心に思うことを祈願したうえで、おみくじを引くとより願いが叶うとされます。
「楼門・拝殿」
御祭神:藤原鎌足公をお祀りし、大宝元年(701年)創建、嘉永3年(1850年)建替の本殿は、日光東照宮造営の際のお手本となったそう。
朱色の建物が新緑に映えます♪
「絵馬」
折角なので、談山(かたらいやま)への急な山道を登ります。
徒歩10分ほどで海抜566mの談山へ。
この地が大化改新の秘策が練られた場所とは感慨深いです。
緩やかになった山道を進み、
更に徒歩10分ほどで御破裂山(ごはれつざん)へ。
山頂には藤原鎌足公の墓所があり、古くから国家に不祥事がある時には「神山が鳴動した」記録が多く残るそう。
展望台にもなっており、木々の間から二上山方面を望めます♪
【御朱印】
楼門脇の授与所でいただきました。
<談山神社>
住所:奈良県桜井市多武峰319
電話:0744-49-0001
駐車場:5ヵ所で約200台あり(無料)
公式URL:http://www.tanzan.or.jp/
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