平成31年3月2日
奈良県御所市の「吉祥草寺」へ。
「吉祥草寺」は、舒明天皇6年(634年)修験道の開祖・役行者が御誕生された霊地として、舒明天皇により創建されたと伝わります。また、当時は東西4km、南北5kmの広大な境内に、本寺末寺併せて49院を有するなど、歴代天皇の祈願所として隆盛を極めたものの、南北朝時代の貞和5年(1349年)の兵火により焼失したそう。
「山門」
「鐘楼」
「観音堂」
役行者の母君本地と伝わる千手観音をお祀りします。
「庭園」
「鎮守社」
熊野権現が勧請されます。
「産湯の井戸」
伝承では、役行者誕生の時、大峯八大童子の一神・香精童子が現れ、「大峯の霊水を汲みて潅浴す。その水、地にしたたりて井戸となる。」と伝わります。
「腰掛け石」
葛城山系や大峯山で捨身の修行を行う役行者が、生地である茅原の里に戻った際、この石に腰掛けて精神修行をされたと伝わります。
「開山堂」
写経道場にもなっている開山堂には、役行者自作と伝わる役行者三十二歳像や前後鬼坐像、白尊女坐像(行者の母君)ほかをお祀りします。特に役行者像は、若き日の役小角を表しており、顎髭がないお姿は大変珍しいですね!
「本堂」
応永年間(1394~1428年)の再建と伝わり、不動明王を中心とする御本尊:五大尊のほか、薬師如来立像や地蔵菩薩立像など平安から鎌倉時代の作とされる木彫像が安置されます。
実はこのお寺には、寺公認の萌えキャラ「役小角奈」(えんのおづな)がいます。
63代目役行者として、御本尊の不動明王のもとで修業する良縁守護の菩薩だとか♪平成29年には入魂の儀も行われ、本格的な信仰対象となったそう!
役小角奈の絵馬が可愛い♪
【御朱印】
寺務所でいただきました。
萌えキャラが可愛い書置きも2種類あります。
役小角奈(えんのおづな)Ver.
ハート型の点も可愛いですね♪
役追儺(えんのついな)Ver.
役小角奈の従姉妹として、同じく不動明王のもとで修行しています。
<吉祥草寺>
住所:奈良県御所市茅原279
電話:0745-62-3472
拝観料:無料
駐車場:数台あり(無料)
公式URL:http://www.en-chan.com/
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