平成29年4月30日
奈良県奈良市の「東大寺」へ。
「東大寺」は、天平15年(743年)聖武天皇による廬舎那大仏建立の勅願により造営され、天平勝宝4年(752年)に大仏殿が完成し、以降、40年近くかけて堂塔が建築されたものの、度重なる兵火で焼失し、現在の伽藍の多くは、江戸時代に再興されたそう。
「南大門」
天平創建時の門は平安時代に大風で倒壊し、現在の門は鎌倉時代に東大寺を復興した重源上人が再建したそう。
「金剛力士像」
建仁3年(1203年)運慶・快慶らの仏師により造立され、それぞれ約3000もの部材を組み合わせた寄木造りとして、国内最大の木彫造だそう。
「鏡池」
島には弁財天が祭られ、毎年5/2の聖武天皇祭では、池の上の舞台で舞楽が奉納されます。
「東大寺ミュージアム」
この仏像に何故か惹かれます♪
大仏さまの実物大(約2.5m)の掌が!
「中門」
「大仏殿」
創建から2度も焼失し、鎌倉と江戸時代に再建されたが、江戸期には柱とする木材が調達できず、創建時に11間(86m)あった幅は、7間(57m)となったものの、現在でも世界最大級の木造建築として、往時の壮大さを物語ります。
「廬舎那大仏」
大仏さまの像高は約15mあり、華厳経では廬舎那仏は宇宙そのものと説かれ、「十」は宇宙に拡大できる特別の数字として、仏像の基本寸法「丈六」を十倍したと考えられるそう。
※大仏殿内は、三脚以外なら撮影自由です。
蝶がいました♪
「柱くぐり」
大仏さんの鼻の穴と同じ大きさの柱の穴があり、これをくぐると無病息災のご利益があるとか。子供の頃、修学旅行などで一度はくぐったことがあるのでは?
大仏殿から振り返ると、手入れの行き届いた芝が綺麗です♪
【御朱印】
大仏殿の授与所でいただきました。
大仏殿を出て、東の階段を登ると、
「俊乗堂」
元禄年間、公慶上人が重源上人の遺徳を讃えて建立したとされ、御本尊:重源上人坐像を祀ります。
「行基堂」
享保13年(1728年)仏師賢慶が造仏した、御本尊:行基菩薩坐像を祀ります。
「念仏堂」
嘉禎3年(1237年)仏師康清が造仏した、御本尊:地蔵菩薩を祀ります。
【御朱印】
行基堂横の授与所でいただきました。
「鐘楼」
承元年間(1207~1210年)栄西禅師により再建されたそう。重さ26.3tの梵鐘は東大寺創建当初のもので、日本三名鐘の一つに数えられます。
【御朱印】
鐘楼内の授与所でいただきました。
鹿を横目に、更に東の階段を登ると、
「法華堂」(三月堂)
東大寺建築の中でも最も古く、東大寺創建以前の金鍾寺の遺構とされます。御本尊:不空羂索観音菩薩や、梵天・帝釈天・金剛力士などを祀ります。
【御朱印】
法華堂内の拝観受付でいただきました。
「二月堂」
旧暦2月に「お水取り(修二会)」が行われるため、この名がついたそう。絶対秘仏の御本尊:2体の十一面観音菩薩を祀ります。
静かな本堂で物思いに耽るのも、趣がありますね♪
【御朱印】
二月堂の授与所でいただきました。
ずいぶんと陽が落ちてきました・・・
大仏殿の裏手に回ると、
夕食中の鹿たちがたくさん!
「轉害門」
天平時代の唯一の遺構とされます。
境内では、他にも御朱印がいただけるそうなので、次回も楽しみです♪
<東大寺>
住所:奈良市雑司町406-1
電話:0742-22-5511
拝観料:大仏殿・法華堂・戒壇堂 大人各600円ほか
拝観時間:7時半~17時半(冬季:8時~17時)
公式URL:http://www.todaiji.or.jp/
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