平成30年2月18日
三重県伊賀市の「花垣神社」へ。
「花垣神社」は、千年以上前から池邊社・春日社を祀る歴史ある古社であり、その昔、都へ八重桜を献上した由緒から、寛弘元年(1004年)奈良の春日大社を勧請し、以降は明治中期までは春日神社、明治後期から昭和初期までは三郷神社、昭和5年から花垣神社と改称されて現在に至ります。
現在の社殿は、寛永2年(1625年)予野出身の上野城城代家老・藤堂釆女により再建され、その後、五代・六代の藤堂釆女が拝殿・鐘楼を建立したと伝わり、特に本殿は近隣に見られない彩画が華麗に施されます。
「鳥居」
訪れる人も少なく、のんびりと境内を散策できます。
「芭蕉句碑」
元禄3年(1690年)芭蕉翁が47歳の頃、この地を訪れて詠んだ句が刻まれます。
「一里は 皆花守の 子孫かや」
句意は、「ここ花垣の庄は、その昔、奈良の八重桜の咲く頃は花垣を結い、里人が宿直をして桜の花守をしたという由緒深いところである。今でも、この一里の人たちは皆、花守の子孫なのであろうか。」と言われ、芭蕉が古の風雅を偲んだ即興句だそう。
「割拝殿」
春日大社だけに、灯篭には可愛らしい鹿の模様がありました。
「手水舎」の龍
「狛犬」
「拝殿」
御祭神:経津主神(ふつぬしかみ)・武甕槌神(たけみかづちかみ)・天児屋根命(あめのこやねのみこと)・姫大神(ひめおおかみ)を祀ります。
社殿左奥には、御神木の大杉が聳え立ち、樹高36m・胸高周囲4.41mの巨木は、樹齢250年以上とも言われます。
【御朱印】
拝殿に置かれた書置きをいただきました。
初穂料300円をお賽銭箱に納めます。
花垣神社は、「伊賀忍者回廊」ご朱印めぐりに登録されており、伊賀忍者ゆかりの神社仏閣29ヶ所を巡る専用御朱印帳もあります。
公式URL:http://www.igaueno.net/ninjaroad/index.html
御朱印帳は、伊賀一宮・敢國神社をはじめ、伊賀上野城や伊賀流神社博物館でも手に入れることができます。
伊賀上野城の御朱印はこちら↓
<花垣神社>
住所:三重県伊賀市予野194
電話:なし
駐車場:3台程度の空き地あり
🌸三重の【御朱印】まとめ
<楽天広告>
御朱印帳(納経帳) 雲の上のユニコーン(ミントブルー) 朱印帳 納経帳 集印帳 … |