平成28年9月3日(※R2.1.4追記)
先週に引き続き、京都の日蓮宗寺院(御首題)巡りへ。
まずは、左京区の本因坊の寺「寂光寺」へ。
妙泉山「寂光寺」は、顕本法華宗の寺院であり、天正6年(1578年)日淵上人により創建されたそう。
また、寺内塔頭の本因坊に住んでいた2世・本因坊算砂は、織田信長から碁の「名人」の名を贈られたほどで、豊臣秀吉や徳川家康にも碁を教えるなど、本因坊の名称は碁界家元の地位を持ち、技量卓抜な者が襲名継承したそうです。
「山門」
「佛足石」
境内には本因坊歴代墓所が残ります。
「本堂」
【御首題】
寺務所でいただきました。
丸文字っぽい感じですが、趣きがありますね♪
<寂光寺>
住所:京都市左京区仁王門通東大路西入ル北門前町469
電話:075-771-6962
駐車場:3台(無料)
次いで、左京区の本山「頂妙寺」へ。
聞法山「頂妙寺」は、文明5年(1473年)日祝上人により創建され、京都二十一箇本山の一つとされる由緒ある寺院であり、足利将軍家の祈願所でもあったそうです。
また、風神雷神図屏風で有名な江戸時代の画家・俵谷宗達ゆかりの寺でもあります。
「山門」
「楼門」
「本堂」
【御首題】
寺務所でいただきました。
<頂妙寺>
住所:京都市左京区大菊町96
電話:075-771-0562
駐車場:境内に有料Pあり
公式URL:https://temple.nichiren.or.jp/5011045-chomyoji/
最後は、中京区の大本山「本能寺」へ。
「本能寺」は、言わずと知れた本能寺の変での織田信長自害の地と伝わります。
応永22年(1415年)日隆上人は妙本寺(妙顕寺)の綱紀粛正に努めるも、志半ばで同寺を去り、本応寺(現在の本能寺)を建立したのが始まりとされます。その後、焼討や焼失の度に再建され、庶民信仰の中核として大きな役割を果たしてきたそうです。
「本堂」
工学博士・天沼俊一先生の設計により、室町時代の粋を集めた総欅材の木造建築物として、創立当時の面影を今に伝えています。
「信長公廟」
本能寺の変の当時は「本能寺」は四条西洞院にあり、広大な寺域に七堂伽藍や多くの子院を備えた都随一の大寺院であったそう。
本能寺の変から光秀の天下が十数日で終わったあと、信長の三男・信孝が信長の遺骨収集をすすめ、本能寺を父・信長の墓所と定めたそうです。
【御首題】
(※R2.1.4追記)
新年早々に大寳殿でいただきました。
以前いただいた御首題と御朱印です。
日蓮宗では寺院にもよりますが、御首題専用の御朱印帳でない場合は、「妙法」の御朱印となることが多いそうです。
どちらもいただきたくなりますね。
<本能寺>
住所:京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町522
電話:075-231-5335
駐車場:20台(30分200円)
公式URL:http://www.kyoto-honnouji.jp/
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