【三重】役行者の行場で命がけの修行!伊勢山上「飯福田寺」の御朱印

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令和2年3月15日

三重県松阪市の「飯福田寺」へ。

「飯福田寺」(いぶたじ)は、大宝元年(701年)役行者により開創された霊場であり、修験道の霊場・行場として広大な表行場・裏行場を有し、行場も合わせて伊勢山上と称されます。

また、天正11年(1583年)織田信長の次男・信雄により寺領・百十五貫文を寄付されるも、蒲生氏郷により当山の伽藍を壊した材を用いて松坂城が築城されるなど、衰退の一途をたどります。しかし、津藩主・藤堂家の信奉により再び興隆し、現在も修行と巡拝の地として参詣者が後を絶ちません。

今回は、山伏の行場修行してきました!

「山門」

「仁王像」

「山門」から少し歩くと、色鮮やかな南天が♪

朱色の橋を渡り「受付所」へ。

ここで御朱印帳を預け、伊勢山上の行場を巡る場合は入山料500円を納めます。

「護摩堂」

御本尊:不動明王をお祀りし、護摩焚き法要が行われます。

「鐘つき堂」

いよいよ役行者の行場に向かいます。

「行場案内図」

元々は、修験者(山伏)の修行場でしたが、明治以降に一般にも開放されたそう。

行場は一周1.5~2時間程度ですが、過去に死亡事故もあるなど、命の危険を伴う箇所も多く、登山同様の動きやすい服装と心構えが必要です!

「薬師堂」

御本尊:薬師如来をお祀りします。

「行場入口」

山道を登っていくと、第一の行場が!

「油こぼし」

垂直に近い断崖を鎖のみで登っていきます。

なんとか登りきると、崖の上で役行者が迎えてくれます。

まだまだ修行は始まったばかり・・・

「岩屋本堂・鐘掛」

岩壁に浮き出た岩に足を掛けて登ります。

手足を置く位置と順番を考えないと、途中で動けなくなります・・・

実はこの後が一番の難所で、頭上の巨石の上に登るのですが、心もとない鎖を頼りにオーバーハングぎみの崖を5mほど登ります!

数年前は楽々登れたのですが、今回は写真を撮る余裕もなし・・・

巨石の上から見るとこんな感じです!

その後は、しばらく気持ちの良い山道が続きます。

徐々に岩場が増えてきました。

「鞍掛岩」

馬の背のような両側が切れた岩場を進みます。

命綱や鎖はありません・・・

下を見ると、まさに断崖絶壁・・・

途中、先ほどの「岩屋本堂」が見えます。

「小尻返し」

垂直な崖を鎖を使って、岩の窪みに足を引っ掛けながら下ります。

上から見るとこんな感じです。

「飛石」

これまでに比べると、簡単に見えますが・・・!?

下りは相変わらずの崖でした!

「下向道」

最後の行場です。

階段の幅が狭く、苔で滑りやすいので、気を抜かずに下ります。

約1.5時間かけて、無事に下山しました。

各行場には、迂回路がありますので、自信がない場合は無理せず迂回しましょう!

【御朱印】

受付所へ下山報告を行い、授与いただきました。

力強い書体ですね!

山伏の行場だけに本当に危険な箇所が多いので修行の際はご注意を!!


<飯福田寺>(伊勢山上)

住所:三重県松阪市飯福田町273

電話:0598-35-0004

入山料:500円(行場を巡る場合)

駐車場:数台あり(無料)

公式URL:http://www12.plala.or.jp/ibutaji/


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